ホシクサ (ホシクサ科ホシクサ属)【星草】
(Eriocaulon cinereum)
ホシクサの仲間は、日本に40種類ぐらいもあるそうですが、これは最も普通の元祖ホシクサ。
全国の水田に雑草として生える普通種ですが、除草剤に弱いのでどこでも見られるというわけでもなさそうです。
葉も花茎も直線的に放射状に伸びたシンプルな姿で、整った姿の株が大小入り混じって生えています。
若干灰色がかった白い丸い頭花は、密集した花序で、個々の花は花弁が無く苞と蕊で成り立っているようです。
全国20以上の都府県でレッドリスト指定となっています。
東京都:絶滅危惧ⅠB類 (EN)
仲間のひとつ、東海地方に分布する「シラタマホシクサ」が華やかな姿で有名です。








