ヘラオモダカ (オモダカ科サジオモダカ属)【箆面高】
(Alisma canaliculatum)
全国の沼や溜池などに、時には水田雑草として生える水生植物です。
3弁の白い花が印象的ですが、葉も茎も植物体の大きさにかなり変異があるようです。
直線的に伸びる花茎は輪生に何度か分岐して空中に張り出し、ときには1m以上にもなります。
花は「オモダカ」に似ていますが、葉がヘラ型で、同属の「サジオモダカ」よりも細長い葉です。
同属の外来帰化種である「ナガバオモダカ」が増えていて、競合圧迫されているようです。
東京都のレッドデータリストで絶滅危惧1類