カメバヒキオコシ

カメバヒキオコシ (シソ科ヤマハッカ属)【亀葉引き起こし】
Isodon umbrosus var. leucanthus f. kameba

カメバヒキオコシ

2020/10/13 谷川岳

葉が亀の甲羅と尾のように見えるので「亀葉」といわれる。
(学名のラテン名まで「kameba」になっている)

いかにもシソ科の野草という花で、夏の終わりから秋に移ろう季節に見られる。

多数つく花はどんどん落ちてしまうが、花後の紫色の萼片が花のように目立つ。

イヌヤマハッカ」の変種で、東北南部~中部地方に分布。

カメバヒキオコシ

2017/08 山梨市牧丘

カメバヒキオコシ

2020/10/13 谷川岳

カメバヒキオコシ

2020/10/13 谷川岳

カメバヒキオコシ

2020/10/13 谷川岳山麓

この写真で花のように見えるのは、花の散った後の萼片。

2015/11 御岳山

2015/11 御岳山

春先の葉はグラデーションが綺麗だが、このころからすでに「亀の尾」になっている。

カメバヒキオコシ

2017/04 御岳山

カメバヒキオコシ

2018/04 三頭山


【Youtube 山川草木図譜チャンネル】

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