マツモトセンノウ (ナデシコ科センノウ属)【松本仙翁】
(学名:Lychnis sieboldii)
これも江戸時代に盛んに栽培された古典園芸植物ですが、原種原産地がはっきりしない謎の花のようです。
名前の由来も、長野県の松本周辺が原産地だからという説がありますがこれは怪しいようです。
どうやら阿蘇に自生する「ツクシセンノウ(ツクシマツモト)」由来という説が有力なようです。
しかし、現在の園芸栽培品については終戦後に伊那の廃屋で発見された株の末裔ということです。
「ツクシマツモト」と「マツモトセンノウ」についても、別種説と同種説があるようです。
また、原種については中国起源説もあるようです。
環境省カテゴリ:絶滅危惧Ⅱ類(VU)