アオゲラ (キツツキ科アオゲラ属)【緑啄木鳥】
(Picus awokera)
日本固有のやや大き目のキツツキで、本州から九州に分布する留鳥です。
オリーブグリーンの背中と縞模様の白い腹、白い頭に真っ赤な頭頂と頬というのが特徴です。
市街地近くの雑木林などにも住んでいて、「コゲラ」とともに身近なキツツキなのですが活動的なので意外と写真に苦労します。
冬場の「ピョー ピョー」という、よく通る特徴的な声は「ヒヨドリ」にもちょっと似ていますが、あれほど甲高くない感じです。
雌雄で基本は同じですが、雄の方が頭の赤い部分が大きいようです。、
「コゲラ」と同じようなところにいること多いですが、ドラミングの音がだいぶ大きいので鳴き声とともに存在が判ります。
木をつついて虫を採り、巣穴を掘りますが、ドラミングの音自体がさえずり同様存在アピールでもあるようです。
【Youtube 山川草木図譜チャンネル】