ミズオオバコ (トチカガミ科ミズオオバコ属)【水大葉子】
(Ottelia alismoides)
かつて水田雑草として全国で見られたそうですが、お決まりの農薬・除草剤と水路の整備などで、現在ではほとんどの県で絶滅危惧指定となっています。
葉がオオバコに似ているということですが、生育環境によってかなり姿を変えるようです。
本体は水底に生えていますが、花茎を水面まで伸ばして3弁の花を咲かせます。
花は、白色かごく淡いピンク色で、この手の水草としては大振りで美しく見栄えがします。
環境省カテゴリ:絶滅危惧Ⅱ類(VU)