ソヨゴ (モチノキ科モチノキ属)【冬青】
(学名:Ilex pedunculosa)
神保町の近所のビルの植栽に使われていました。
あまり名を聞いたことのない、なんということもなく目立たない常緑樹ですが、小さなサクランボのようにぶら下がる赤い綺麗な実をつけています。
しかし、この実もまばらなので、真っ赤なわりにはそれほど目立ちません。
実をアップで撮影してみると、小枝になにやらいっぱい付着している。
その周辺の葉には、ロウのような粉も。
この木の典型的な害虫、「ルビーロウカイガラムシ」らしい。
「ソヨゴ」の名は「風に葉がそよぐ木という意味」とある。
誰が名づけたか知らないが、葉が風でそよがない木があったらお目にかかりたい(^^;;
【定点観察】ソヨゴの実の変化
通勤途上の通り道、神保町のビルの植栽のソヨゴの木に今年も実がなっています。
同じ実の部分を、一月半ほど定点撮影してみました。
時間帯はほぼおなじですが、天候によって色味がかなり変わるので葉の色をなるべく合わせる補正をしています。
赤くなるまで、けっこう時間がかかってますが、これ以上赤くならなそうです。
(最後の方、写真ではオレンジ色っぽいですが、肉眼ではほぼ真っ赤です)