メハジキ (シソ科メハジキ属)【目弾き】
(Leonurus japonicus) (別名 ヤクモソウ)
これも川沿いの湿地などに生えるシソ科の草で、葉が特徴的なので判りやすいですね。
花もいかにもシソ科という感じで、草丈は大きいものでは背丈ほどになります。
益母草という名の薬草として古くから使われていたようです。
「メハジキ」の名は、この茎を短く折ったものを眼のつっかえ棒にして強制的に眼を開き、どちらが我慢できるかという子供の遊びからついたといいます。
また、一説ではまぶたに挟んだ茎をまぶたを閉じる力で弾き飛ばす遊びともあります。
しかし、いくら昔にしてもそんな馬鹿な遊びが本当にあったんでしょうか?
また、あったにしても、この草の茎でなければならない必然性があったのでしょうか?
薬草に使うくらいで、樹液にはアルカロイド類成分が含まれるので、眼に入れたらいかんだろうという気もします。
謎です。