ウキツリボク

ウキツリボク (アオイ科イチビ属)【浮釣木】
Abutilon megapotamicum) 別名:チロリアンランプ、アブチロン

ウキツリボク

2022/06/17 神代植物公園

最近、あちこちで見るようになりましたが、最初見た時は変わったホオズキがあるなあ、と思ってました。
あるとき、路地で栽培されていた鉢植えにあり、良く見ると見慣れない花でした。

早速調べてみると、ブラジル産熱帯性のツル(木)の花でした。
ホオズキの底が抜けて、中から花穂がびろーんと出てくる感じです。
この赤いのは例によって「萼」で、出てくる黄色いのが花のようです。

しかし、これは「アオイ科」だそうで、それも意外だったのですが、花の構造を見てみると、中心の蕊がハイビスカスと同様です。
吊り下がって変な形なので見当もつきませんでしたが、芙蓉やハイビスカス類と相同のつくりなのでした。

そして、この吊り下がった変な形は、南米現地での花粉媒介者である「ハチドリ」の吸密活動に合わせた仕様なのだそうです。

ウキツリボク

2014年9月 神保町

ウキツリボク

2014年9月 神保町

ウキツリボク

2016/06 神保町



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