アオフタバラン （ラン科サカネラン属）【青双葉蘭】
（Neottia makinoana）
2022/08/09 山梨県
薄暗い杉林の林床にへばりつくように生える双葉。
多くあるフタバラン類の中で、暗い青緑色にぼやけた白筋が入るのが特徴です。
茎は直立し、葉の下は無毛、葉の上の花茎には開出毛がびっしり生えています。
小さな茎葉が鱗片状にいくつか付き、花期には長く立ち上がった花茎に10個前後の花がまばらに咲きます。
花は黄緑色で、背萼片、側萼片、側花弁がほぼ同じような形で5本細く突き出し、唇弁だけが大きく目立ちます。
唇弁は一見、単純な楕円形のへら型ですが、よく見ると1/3ぐらいまで2裂の切れ込みがあり、湾入の先の部分はほとんど重なり合っています。
東北地方以南の分布。 全国27都府県で絶滅危惧指定
2022/08/09 山梨県
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花期前の蕾と花茎はうなだれたようになっています。
2021/07/04 山梨県
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