菌類

12月

ヒラタケ

ヒラタケ (担子菌類ヒラタケ科)【平茸】(Pleurotus ostreatus) 別名:カンタケ、アワビタケクヌギやコナラなどの倒木や枯れ木に、重なり合って生える木材腐朽菌で、冬場に生えるキノコです。半円形で大型になり、黒褐色から灰色で表...
山岳の植物

スギヒラタケ

スギヒラタケ (担子菌類キシメジ科)【杉平茸】(Pleurocybella porrigens)木材腐朽菌の一種で、主に低山や里山の針葉樹の倒木や枯れ木に生えるキノコです。原木に半円形につき、ほぼ純白で重なり合って群生します。味や香りの良い...
山岳の植物

ミヤママスタケ

ミヤママスタケ (担子菌類ツガサルノコシカケ科)【深山鱒茸】(Laetiporus montanus)「サルノコシカケ」的に、立木や枯れ木の幹に何段にも重なり生える木材腐朽菌。鮮やかな朱色の大型のキノコで、森の中で異様な存在感を示しています...
9月

カメムシタケ

カメムシタケ (子嚢菌類オフィオコルディケプス科)【亀虫茸】(Ophiocordyceps nutans)いわゆる「冬虫夏草」の一種で、浅い土中のカメムシの体から伸びて綿棒状のオレンジ色の子実体を1本~数本伸ばします。当然カメムシは死んでい...
野山の植物

オオシロカラカサタケ

オオシロカラカサタケ (担子菌類ハラタケ科)【大白唐傘茸】(Chlorophyllum molybdites)もともと亜熱帯系の種類なので沖縄など南方でみられていたそうですが、現在では関東にも広く出現します。公園や緑地などの芝生や草地に出る...
野山の植物

ボタンイボタケ

ボタンイボタケ (坦子菌類イボタケ科)【牡丹疣茸】(Thelephora aurantiotincta)コナラやアカマツなどの樹林の地上に生えるキノコで、八重咲の花状と表現される独特の形です。縁が白っぽくなるのも特徴です。
野山の植物

カエンタケ

カエンタケ (子嚢菌類ボタンタケ科)【火焔茸】(Trichoderma cornu-damae)見た目にも不気味なキノコですが、致死量数グラムという猛毒で、単に強烈な中毒症状のみならず、造血機能障害とか脳の萎縮とか恐るべき後遺症の恐れもある...
9月

イヌセンボンタケ

イヌセンボンタケ (担子菌類ナヨタケ科)【犬千本茸】(Coprinellus disseminatus)とても小さなキノコですが、山道を歩いていて突然現れると、思わず「うわっ」と言ってしまうような群生で生育し、時には何万本にもなるそうです。...
野山の植物

エリマキツチグリ

エリマキツチグリ (担子菌類ヒメツチグリ科)【襟巻土栗】(Geastrum triplex)有名な「ツチグリ」によく似ていますが、星状にめくれ上がった外皮に普通のツチグリのようなひび割れ鱗模様が無く無地平坦です。さらに熟すと外皮が同心円状に...
野山の植物

クロホコリタケ

クロホコリタケ (ハラタケ科)【黒埃茸】(Lycoperdon nigrescens)針葉樹と広葉樹が入り混じった林で、落ち葉の上に転がった細かいトゲトゲのボール。何かの実が落ちているようにも見えますが、実はキノコで「クロホコリタケ」と思わ...
野山の植物

テングタケ

テングタケ (テングタケ科)【天狗茸】(Amanita pantherina)「ベニテングタケ」と並んで、見栄えのする毒キノコの代表格です。毒性はベニテングタケよりも、こちらの方が強いということです。近年別種に分けられた「イボテングタケ」は...