ブナ科

樹木

ミズナラ

ミズナラ (ブナ科コナラ属)【水楢】(Quercus crispula var. crispula) 別名:オオナラ「コナラ」と並んで楢の木のひとつで、コナラよりも寒冷地・山岳地寄りの分布となり、「ブナ」の生えるブナ帯の下部に位置する植生と...
野山の植物

アカガシ

アカガシ (ブナ科コナラ属)【赤樫】(Quercus acuta)東北以南の山地に自生する常緑樹で、「シラカシ」「アラカシ」などに比べて赤っぽい幹ですが、実際は材が赤褐色であることからきた名前のようです。若い樹では他の樫と同様に平滑で灰色の...
3月

クヌギ

クヌギ (ブナ科コナラ属)【櫟、椚木】(Quercus acutissima)「コナラ」と並んで関東地方の雑木林の代表樹です。古代より人との関わりが深く、狩猟採集時代には食料としてのドングリとして、また成長が早いので材木や薪炭として里山の重...
9月

カシワ

カシワ (ブナ科コナラ属)【柏】(Quercus dentata)全国の山野に自生しますが比較的寒冷な荒地や礫地に多いようです。柏餅に使われる独特の丸い波状鋸歯の大きな葉が特徴的で、葉柄がほとんど無く束ねたような葉のつき方です。幹はコルク質...
10月

ブナ

ブナ (ブナ科ブナ属)【山毛欅】(Fagus crenata)日本の自然度の高い山での落葉広葉樹の代表のような樹木です。北海道南部から鹿児島県までの山地に広く分布し、本州では概ね600~1,600mぐらいの垂直分布とされています。ブナの森は...
野山の植物

マテバシイ

マテバシイ (ブナ科マテバシイ属)【馬刀葉椎】(Lithocarpus edulis)公園や街路樹としてどこにでも見られる樹木ですが、本来の自生地は九州以南という暖地性で、隔離的に紀伊半島や房総半島に自生します。葉は厚手で光沢があり、かなり...
野山の植物

コナラ

コナラ (ブナ科コナラ属)【小楢】(Quercus serrata)「クヌギ」と並んで日本の里山雑木林の代表のような樹種で、代表的ドングリでもある樹木ですが、その花は恥ずかしながら知りませんでした。里山の林床にニリンソウなどが咲きだすころ、...
野山の植物

アラカシ

アラカシ (ブナ科コナラ属)【粗樫】(Quercus glauca)「シラカシ」と並んで、人里近くの照葉樹の代表で、東北以南から九州まで分布しますが西日本に多い樹種です。とはいえ、公園や庭木として多いのでどこでも眼にします。シラカシに比べて...
3月

シラカシ

シラカシ (ブナ科コナラ属)【白樫】(Quercus myrsinifolia)福島県以南の東日本に多く、関東地方の照葉樹の代表ともいえる樹種です。公園や庭木にも多く使われるので東京近辺では一番眼にする樫の木。類似の「アラカシ」に比べて幹の...
野山の植物

スダジイ

スダジイ (ブナ科シイ属)(Castanopsis sieboldii)照葉樹林の植物を代表する「椎ノ木」です。暖地性の植物のため、南東北あたりが分布の北限となっています。丈夫な樹種であるため、しばしば大木となります。この樹は白金自然教育園...
7月

クリ

クリ (ブナ科クリ属)【栗】(学名: Castanea crenata)山野に自生する原種は、シバグリ(柴栗)またはヤマグリ(山栗)と呼ばれます。畑で実を採るものはもちろん栽培品種ですが、多摩地方にはあちこちに栗林が残っています。独特の匂い...