ミヤマタンポポ

ミヤマタンポポ (キク科タンポポ属)【深山蒲公英】
Taraxacum alpicola) 別名:タテヤマタンポポ

ミヤマタンポポ

2024/08/01 八方尾根

高山性のタンポポで、北アルプス北部、白山、妙高山、戸隠山などに生育しています。

標高2000-3000mの高山帯に生育し、開けた礫地や草地に生えます。

見た目は「カントウタンポポ」など普通のタンポポと特別に変わりはありませんが、葉の切れ込みがあまり強く無く葉が多い感じがします。

また、総苞が粉白を帯び、総苞外片はやや開き気味の場合も多いようです。

3倍体の植物ということで、受粉せずにクローンの種子をつけるそうです。

近縁の「シロウマタンポポ」や「ヤツガタケタンポポ」などを分ける説と同一とする説があるようです。

長野県:絶滅危惧ⅠA類 (CR)


【Youtube 山川草木図譜チャンネル】

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