ヤツシロソウ (キキョウ科ホタルブクロ属)【八代草】
(Campanula glomerata subsp. speciosa)
日本では阿蘇周辺の山野にだけ稀産する花で、熊本県八代の名がついていますが八代には分布しないそうです。
江戸時代に、八代の御殿様が参勤交代で江戸に上った時、この花を献上したためこの名前がつけられたようです。
キキョウに似た花が茎の頂上にかたまって咲き、葉腋にも上向きに咲きます。
属名の「カンパニュラ」のとおり、園芸植物のカンパニュラ類と同属です。
別名「リンドウザキカンパニュラ」とも称しますが、正確には園芸種の「リンドウザキカンパニュラ」は Campanula glomerataで、ヤツシロソウはその亜種または変種となります。
ヤツシロソウは朝鮮半島から中国にかけて分布し、Campanula glomerataはヨーロッパからシベリアにかけて広く分布します。
環境省カテゴリ:絶滅危惧ⅠB類(EN)



