金沢市に古くからあるらしい「迷曲喫茶」。
もちろん、ますむらひろし氏の「あたごおる物語」から採った名前とマッチデザインですが、本来クラシックの名曲喫茶だったようです。
「迷曲」とあるように、たぶんいろいろな音楽をジャンル無しに取り入れていたようで、ジャズもあったはずです。
ネットで調べるとマスターが3代目4代目まで代わりつつ続いているようですが、どうも不定期営業でもあるようで、現在続いているのか不明。
頂きもののマッチ画像です
1965年6月開店の老舗ジャズ喫茶で、京都の小さな市場の2階にあり、多くのファンがいたものの早い時期に消えてしまったとのことです。
決していい物件条件ではなかったと思われる店内にはJBLパラゴンを設置し、そのチューニングされた音質は絶品で、伝説的に語り継がれています。
トランペッターの近藤等則氏も常連客であったと言われています。
マッチは、白山・映画館さんからお譲りいただいたものでかなり古くて傷んでいますが貴重なものと思われます。
「WORLD’S FINEST STEREO SYSTEM」「LEADING ZAZZ SPOT」という文言に音質への拘りと自信と矜持が感じられます。
神田神保町の隣、小川町のスキーショプ街の裏手に入ったところにビジネスホテル「昇龍館」があります。
その1階で営業する「オリンパス」は2009年の開店。
暗く狭く薄汚く煙く怖い?昔のジャズ喫茶と全く違う、小さなホテルのロビーのようなウッディーでゆったりした快適空間に分厚い音が流れます。
正面には店名の由来である、JBLの大型スピーカー「オリンパス」が鎮座しています。
流れるジャズは、あまり重くなく軽くない、ビッグバンドやヴォーカルが多いようで心地良い。
そして、ここの名物が有名な「赤いチキンカレー」。
スパイシーな辛さですが、見た目ほどびっくりするほど辛いわけではないのでご安心を。
ホテル「昇龍館」とは別の目立たない入り口でちょっと見落としがちなのでご注意。
2018年12月
神保町というか駿河台下の裏というか、ちょっと路地を入った小さなビルの入口に大きな看板が立っていた。
このビルの4階に上がると「アディロンダックカフェ」がある。
いかにも味のあるマスター曰く、「うちはジャズ喫茶じゃなくて、ジャズの流れるカフェだから」。
今時だから当たり前だが、畏まってジャズを聞く店でなく、気軽にお喋りしたり食事したり飲んだりというカジュアルなお店。
だが、程よく薄暗く程よく雑然とした店内は、古き良きジャズ喫茶の雰囲気充分だ。
この場所に2008年ごろにオープンしたようだが、迂闊にも10年経つまで来たことが無かった。
ここの名物メニューはマスターのニューヨーク仕込みのハンバーガーだそうなので、今度遅いランチを頂きに来てみよう。
2018年12月
宮城県名取市で1984年から営業していた「Jazz in パブロ」、地元では知る人ぞ知るジャズ喫茶。
しかし、マスターは2011年、東日本大震災の津波により犠牲となってしまい、お店は閉じられそのままの時間が過ぎていました。
マッチはその当時のもので、頂きものの画像です。
マッチの裏面には亡きマスターが如何にもこだわったオーディオシステムが載っています。
ところが、2017年、いろいろな偶然と出会いが重なり、2人の若いクリエイターがマスターのご遺族からお店を引き継ぎ復活させました。
先代が営々と築いてきたお店の建物も内装もオーディオもレコードコレクションも、そのまま生かした新生パブロ「COFFEE & SESSION PABLO」の誕生です。
<ジャズ喫茶案内さんからご寄贈いただいた画像を使用しています>