シェルブール

Cherbourg       (下北沢)

 

下北沢 シェルブール

下北沢 シェルブール



下北沢の「イーハトーボ」近くにあったらしいジャズバー。
「らしい」というのは行ったことも無ければ、当時の記憶も情報も無いからである。
頂き物のマッチ画像なので調べてみたところ、1975年11月開店のお店で、10年以上は営業されていたようだ。
初老のマスターが夫婦でやっていた小さなJAZZバーで、10000枚ぐらいのレコードがあったらしい。

マッチデザインはブッカーリトルのアルバムデザインより。

 

コットンクラブ

Cotton Club       (京都)
Cotton Club

Cotton Club

Cotton Club

Cotton Club


1971年開店の、京都河原町の木造2階にあった小さな店。
カウンター8席だけだったようなのでかなり狭かったようだ。
漫画家の永島慎二が、壁にサインと漫画を書いていたそうである。

オーナーが1976年に「レディ・デイ」というライブ主体の立派な新店舗を出店し、その後こちらは閉店。

千種

CHIGUSA       (小樽市)

CHIGUSA

CHIGUSA

 

小樽市の南小樽駅近くの国道沿いにあったという店で、1980年版の「JAZZ日本列島」に載っている。

この時点でオープン2年目となっているので、1978年か1979年の開店か。

しかし、1986年版には掲載されていない。

有名な横浜の「ちぐさ」とは関係ないのだろうと思う。

マッチの画像は貰い物で、イラストの猫がいい味だがいかにもシンプルなデザイン。

蝶類図鑑

Chorui-Zukan       (京都)

蝶類図鑑

蝶類図鑑

蝶類図鑑

蝶類図鑑


私は行ったことありませんが、このHPへ寄贈いただいた画像です。
話によると、蔵の中のような雰囲気の暗めの店内には壁一面に蝶の標本が掛けられていて、 JBLの大型スピーカーでチャーリー・ミンガスがよくかかっていたとのことです。
マッチのデザインに劣らず不思議な雰囲気のお店だったようですね。

マッチのデザインは、私としてはたいへん好みのもので不思議な暖かさのある雰囲気で、 このデザインをした方、また店のオーナーは蝶はもちろん、きっと博物学好きの方だったんでしょうね。
荒俣宏氏がよく紹介するような昔の博物図鑑のイメージがよくでています。

残念ながらこのお店も今はすでに無いようです。

この「蝶類図鑑」の画像は、Hayashiさんのご提供によるものです。
Hayashiさん、ありがとうございます。


蝶類図鑑

蝶類図鑑

蝶類図鑑

蝶類図鑑


上記「蝶類図鑑」の画像をいただき掲載したところ、ご覧になった方からヴァージョン違いを持っているとのメールを頂きました。
見てみたい旨ご連絡したところ、わざわざ貴重なマッチを郵送していただきました。
それがこの画像です。
表面は同じですが、裏面のデザインが花になっています。
実物を手にすると、イメージどおりつや消しの紙に古風な印刷の雰囲気でプリントされていていい感じです。

この「蝶類図鑑」の画像は、ATUKOさんのご提供によるものです。
ATUKOさん、ありがとうございます。


蝶類図鑑

蝶類図鑑

蝶類図鑑

蝶類図鑑


またまた、「蝶類図鑑」の画像をいただき、当時の思い出のお便りをいただきました。
このデザインのシリーズ以前に全く別のデザインのマッチがあったらしいこと、店内の当時の雰囲気など教えていただきました。
このマッチデザインは、このシリーズの中でも一番初期のバージョンらしいです。
片面づつ縦と横の図案になっているのがちょっと変?
昆虫採集少年は同じですが、「CHORUI ZUKAN KYOTO」のバナーが入っています。
皆さんのおかげで、行ったことも無い幻のお店のコレクションが揃ってしまいました。

この「蝶類図鑑」の画像は、Akiraさんのご提供によるものです。
Akiraさん、ありがとうございます。

ちぐさ

CHIGUSA       (横浜)

ちぐさ

ちぐさ

ちぐさ

ちぐさ


あまりにも有名な横浜の超老舗「ちぐさ」。
なにしろ昭和8年開店ということなので、現在も続いているお店としてはたぶん日本最古のジャズ喫茶。
日本のジャズ発祥の地ともいえる横浜で、伝統を守り続ける文化財的な現役のお店です。
都会のジャズ喫茶としては珍しく一軒家タイプのレトロな外観もうれしい。
WEB読者T様からの寄贈マッチです。

PS.
2007年1月、伝統ある「ちぐさ」もついに歴史の幕を閉じてしまいました
一度は行こうと思っていたのですが…


2012年3月、場所は変わったようですが、有志によって再開しました。
まさに地元の文化財として見事に守り継がれて行くこととなるようです。
https://www.noge-chigusa.com/

シャルマン

CHARMANT     (東京・日暮里)

CHARMANT

CHARMANT

CHARMANT

CHARMANT


行ったことはありませんが、日暮里駅から谷中銀座へ向かう途中にある老舗です。
マッチデザインの階段は、名物の石段「夕焼けだんだん」でしょうか?
下町情緒の味のあるお店のようですね。
deraさんからの頂きものです。

(ちなみに、日暮里は「ひぐれさと」ではなく「にっぽり」です >> 東京以外の方へ)

ジャズ・ザ・キャット

Jazz The Cat       (名古屋市)

Jazz The Cat

Jazz The Cat

Jazz The Cat

Jazz The Cat


タッチモ様より、名古屋でお気に入りのジャズ喫茶のマッチ画像をお送りいただきました。
シンプルなデザインのブックマッチで、いい感じです。
ただ、裏面が表とちょっと印象の違うデザインですね。
タッチモさんのHPで店内の写真が見られますが、ウッディーな感じの雰囲気のあるお店です。
手元の資料によると、昭和55年からそのまま続いているお店です。
http://www.hm3.aitai.ne.jp/~tamotsu/nagoya.html

Jazz The Cat

Jazz The Cat

これもタッチモ様より、お送り頂いた名古屋のザ・キャットの別ヴァージョン。
やはりシンプルな黒猫ですね。
裏面は無地になっているそうです。

”コンボ”のあった場所、現在

コンボ(東京・神保町)のかつてあったところを取材してきました。
現在はインテリジェント・オフィスビルという感じになっています。
その向こうの黒っぽいビルは集英社のスタジオ。

遠くに見える共産党のビル、向かいのすし屋さんなどは健在です (^^)

photo by Nekosennin Feb.2002

photo by Nekosennin Feb.2002


コンボ

COMBO     (東京・神保町)

神保町 コンボ

神保町 コンボ

神保町 コンボ

神保町 コンボ


70年代の雰囲気ただよう、狭くて薄汚い古き良きJAZZ屋。
職場の近くだったので常連として通っていた。
マスターの選曲は、ハードなメインストリームが主体。
黙って座ると何も言わなくてもママさんが砂糖なしのコーヒーをすっと出してくれた。
マスターにはいろいろ教わりました。ありがとうございます。

自由帳のノートがあって、「猫仙人」のペンネームでよく書きこんでいた。
今ならちょうど、パソコン通信のフォーラム会議室のようなものだ。
(年をとっても同じようなことをやってるもんだ (^^; )

コンボのあった場所・現在情報

珈琲園

COFFEE EN       (東京・小岩)

珈琲園

珈琲園

珈琲園

珈琲園


昭和36年からの老舗ジャズ喫茶。
1階は談話OKのほぼ普通の喫茶店で、2階は談話お断りの鑑賞専門フロア。
ジャズ喫茶としてはきれいで入りやすい雰囲気だったようです。
MJLのお店。

マッチは頂きものです。
裏面には、フィル・ウッズのヨーロピアン・リズムマシーンの写真。


<当サイトBBSでの情報>
珈琲園のこと
発言者: T.A.
発言日: 2004 05/23
小岩の珈琲園は、場所柄、あまり行ったことはありませんが、個性的な店だったので良く覚えています。小岩駅の南口を降りて、わりとすぐの所にあり、1階と2階に分かれていましたが、1階は普通の喫茶店のようでした。店を入り、すぐ左の階段を上がると、吹き抜けになっており、たしか、2階の正面壁にスピーカーが張り付いていました。2階のスペースはわりと狭く、壁にはタバコのやにですすけた手書きのジャズ・メンの油絵が飾ってありました。レコードがかかると、チェーンで吹き抜けをレコード・ジャケットががらがらと音をたてて、上がってき、ちょうど目の前の宙に浮かぶのがこの店の売り物でした(確か、渋谷のデュエットも同じだったような気がします。)構造上、音はあまり良くなかったような気がします。場所とユニークさで印象度が高い店でした。なくなったのは’80年代の終わり頃か’90年代の初め頃だったと思います。