COFFEE EN (東京・小岩)
昭和36年からの老舗ジャズ喫茶。
1階は談話OKのほぼ普通の喫茶店で、2階は談話お断りの鑑賞専門フロア。
ジャズ喫茶としてはきれいで入りやすい雰囲気だったようです。
MJLのお店。
マッチは頂きものです。
裏面には、フィル・ウッズのヨーロピアン・リズムマシーンの写真。
<当サイトBBSでの情報>
珈琲園のこと
発言者: T.A.
発言日: 2004 05/23
小岩の珈琲園は、場所柄、あまり行ったことはありませんが、個性的な店だったので良く覚えています。小岩駅の南口を降りて、わりとすぐの所にあり、1階と2階に分かれていましたが、1階は普通の喫茶店のようでした。店を入り、すぐ左の階段を上がると、吹き抜けになっており、たしか、2階の正面壁にスピーカーが張り付いていました。2階のスペースはわりと狭く、壁にはタバコのやにですすけた手書きのジャズ・メンの油絵が飾ってありました。レコードがかかると、チェーンで吹き抜けをレコード・ジャケットががらがらと音をたてて、上がってき、ちょうど目の前の宙に浮かぶのがこの店の売り物でした(確か、渋谷のデュエットも同じだったような気がします。)構造上、音はあまり良くなかったような気がします。場所とユニークさで印象度が高い店でした。なくなったのは’80年代の終わり頃か’90年代の初め頃だったと思います。
急に、このお店の事を思い出しまして、地図検索しましたが分かりませんで、確か、小岩で2階があって、レコードジャケットが2階まで上がってきて紹介してくれていた。という事は覚えていましたので、やっとここにたどり着きまして、胸につかえていたモヤモヤが取れました。ありがとうございます。
山下洋輔トリオのボーヤをやめてからの北島青少年は、小岩の3階建てすべてがキャバレーというハリウッドの10ピースバンドの専属サックスプレイヤーになっていました。でも実は、フルート専門でしたので、サックスは石森楽器で坂田明さんに選んで頂いたのが最初ですので楽譜は読めますが音がついてこないんです~(笑)このバンドはビックバンドのジャズ譜面が豊富でして、結構プロの方も遊びに来ていましたね。ここからプロになった方も結構おられるようです。演奏は夜からですが、昼間も楽屋で練習OKでしたので、新宿から西小岩に引っ越して毎日練習したもんです。そのお陰もありまして、暫くしましてコンボの一員にも抜擢されたあと、母親の死去をきっかけに地元に戻ってしまいましたので、東京の思い出の最後のジャズ喫茶及び土地になりました。最初バンド仲間に誘われてこの珈琲園へは来ています。もう45年以上も前のことですね~。ここに思い出として記させて頂きました。どうもありがとうございます。
北島青少年さん、コメント有難うございます。
プロになりかけの方だったのですね。
山下トリオについていたとはすごいですね。
思い出の整理にお役に立てたようで良かったです!
入り浸っていた珈琲園です。懐かしい!
2階、2時間過ぎると追加オーダー、いい時代でした。