歌舞伎町にあったお店で、ヴォーカル主体の内容だったようです。
1971年開店で「ポニー」と同じオーナーの経営。
マッチは箱型マッチで裏表同じデザイン。
<Mさんにご寄贈いただいた画像です>
PIT INN (東京・新宿)
あの、ちょー有名なライブハウス。
このマッチのころは「ジャズクラブ」というより、倉庫かガレージのようだったけど、 今にして思えばえらく安く一流ミュージシャンが聞けた。
あのナベサダさえ、¥1,500くらいで聞いた気がする。
マイナーなころの渡辺香津美も印象に残っている。
日野皓正の目の前で居眠りしたことも・・・(^^;
新宿ピットインが地下に移転改装となり、六本木ピットインができたころのバージョン。
現在の店の一代前になるのかな。
このマッチは、Mさんからの頂きもの。
上記2種よりも古いデザインかと思われる。
「クラブ」と「ティールーム」と別の電話になっているというのは別店舗だったのだろうか。
フュージョンブームの中で1977年8月にオープンし、2004年に幕を閉じた「六本木ピットイン」。
その六本木と新宿が並列している1986-1990年ごろのマッチ。
Sさんからのご寄贈画像です。
DIG (東京・新宿)
1961年オープンの新宿の老舗である。
けっこう硬派の選曲をかける店なのだが、たまたまそういう日だったのか、人の出入りがいつも混んでいて、雰囲気がざわついていてちょっと落ち着かなかった覚えがある。
近くの似た名前の「DUG」も姉妹店のジャズ喫茶だがこちらはバーに近い感じだった。
山内さんの情報で知りましたが、この顔の絵は、エラ・フィッツジェラルドのアルバム「Ella Fitzgerald Sings The George And Ira Gershwin Song Book」のジャケットです。
ところが、ベルナール・ビュフェの元絵を探してみると、有名なリトグラフ「VISAGE, 1958」ということになるのですが、よく見ると絵が似て非なるものなのです。
ジャケットデザインを作るにあたって、ビュフェのこの絵に似せた絵を作ったのでしょうか?
DUG (東京・新宿)
「DIG」がコーヒー主体の喫茶店なのに対して姉妹店の「DUG」はお酒を出すのがメインのアダルトな雰囲気だった。
当時、若造が独りでジャズを「聴きに」入るには何となく入りづらく、1度しか行っていない。
当時は紀伊国屋の裏手あたりだったかもしれない。
現在は靖国通り沿いに移った「DUG」と、「ニューDUG」として、ちょっと軽い感じで続いているようである。
(Mさんより頂きもののマッチ)
SAMURAI (東京・新宿)
かなり古い時期に一度だけ行った。
暗い店内でマンガ雑誌をドラムスティックで叩いてる人がいたなあ。
あまり古いのでよく覚えていない (^^;
現在も、招き猫コレクションで有名なジャズバーとして新宿にあるが、当時と同一かどうか定かで無い。
サムライの追加情報
石山さんよりメール頂いた、昔のサムライについての情報です。
貴重な情報なので、引用させていただきます。
“新宿の「サムライ」ですが、あれ、ぎしぎしという階段を上っていって、細長い板張りの部屋みたいなとこですよね。
あの「サムライ」という名になる前は、あそこが、「ピットイン」だったのです。
いつのまにか、「ピットイン」が、あそこからなくなって、裏の方へ、移ったのだと、思う。
僕は、「サムライ」になる前に通っていた。
当時は、サブナード(地下街)の工事中でね、ほこりぽかった。”
ピットインのあとがサムライになってたんですね。
うーん、幻の時代だなあ (^^;
石山さん、ありがとうございます。