「らしい」というのは行ったことも無ければ、当時の記憶も情報も無いからである。
頂き物のマッチ画像なので調べてみたところ、1975年11月開店のお店で、10年以上は営業されていたようだ。
初老のマスターが夫婦でやっていた小さなJAZZバーで、10000枚ぐらいのレコードがあったらしい。
マッチデザインはブッカーリトルのアルバムデザインより。
1967年からの老舗ジャズ喫茶です。
マスター後藤雅洋さんの気合の入った選曲とオーディオが有名な、今も続く名店です。
大昔に一度だけ行ったことがあるはずですがマッチが見当たりません。
ジャズやオーディオの評論家でもある後藤さんの辛口記事などを目にする機会も多く、何となく畏れ多く(^^;;、四谷という駅がやや行きづらいこともあって、その後行ったことがありませんでした。
2020年のコロナ禍の中、ジャズ喫茶の経営が何処も厳しくなり、いーぐるもTシャツなどのグッズやドリンクチケットの通販をやり始めました。
本とチケットを購入しましたが、平日なら短縮営業しているとのことで、チケットを使いに行ってきました。
四ツ谷駅にほど近い表通りに面した地下のお店です。
綺麗なウッディーな内装で、JBLのスピーカーが壁面と一体化しています。
ガラス張りのオーディオルームがいかにもという感じのこだわりを感じさせます。
夜の部はバータイムなので会話厳禁などではないようで、食事メニューもいろいろあるようです。
2020年5月
1966年ごろから営業している老舗です。
一階が喫茶店で二階がジャズバーという形態のようです。
このお店は現在もそのまま続いていて、とても上質なバーとして営業されているようです。
マッチのデザインはちょっと中東風というか、エキゾチックな感じですね。
神田神保町の隣、小川町のスキーショプ街の裏手に入ったところにビジネスホテル「昇龍館」があります。
その1階で営業する「オリンパス」は2009年の開店。
暗く狭く薄汚く煙く怖い?昔のジャズ喫茶と全く違う、小さなホテルのロビーのようなウッディーでゆったりした快適空間に分厚い音が流れます。
正面には店名の由来である、JBLの大型スピーカー「オリンパス」が鎮座しています。
流れるジャズは、あまり重くなく軽くない、ビッグバンドやヴォーカルが多いようで心地良い。
そして、ここの名物が有名な「赤いチキンカレー」。
スパイシーな辛さですが、見た目ほどびっくりするほど辛いわけではないのでご安心を。
ホテル「昇龍館」とは別の目立たない入り口でちょっと見落としがちなのでご注意。
2018年12月
神保町というか駿河台下の裏というか、ちょっと路地を入った小さなビルの入口に大きな看板が立っていた。
このビルの4階に上がると「アディロンダックカフェ」がある。
いかにも味のあるマスター曰く、「うちはジャズ喫茶じゃなくて、ジャズの流れるカフェだから」。
今時だから当たり前だが、畏まってジャズを聞く店でなく、気軽にお喋りしたり食事したり飲んだりというカジュアルなお店。
だが、程よく薄暗く程よく雑然とした店内は、古き良きジャズ喫茶の雰囲気充分だ。
この場所に2008年ごろにオープンしたようだが、迂闊にも10年経つまで来たことが無かった。
ここの名物メニューはマスターのニューヨーク仕込みのハンバーガーだそうなので、今度遅いランチを頂きに来てみよう。
2018年12月