これも頂きもののマッチです。
お店の情報を調べてみると、烏丸駅の近くでビルの地下2Fにある暗い照明の店とのこと。
列車の座席のように2人掛けの席がスピーカーに向って並んでいたそうです。
JBLオリンパスを使用し、ハードバップ中心の選曲、ブロッサム・ディアリーのコレクション。
1972年開店。
1965年6月開店の老舗ジャズ喫茶で、京都の小さな市場の2階にあり、多くのファンがいたものの早い時期に消えてしまったとのことです。
決していい物件条件ではなかったと思われる店内にはJBLパラゴンを設置し、そのチューニングされた音質は絶品で、伝説的に語り継がれています。
トランペッターの近藤等則氏も常連客であったと言われています。
マッチは、白山・映画館さんからお譲りいただいたものでかなり古くて傷んでいますが貴重なものと思われます。
「WORLD’S FINEST STEREO SYSTEM」「LEADING ZAZZ SPOT」という文言に音質への拘りと自信と矜持が感じられます。
京都の老舗ジャズ喫茶「ヤマトヤ」の2階を、1977年ごろから気軽に聴ける選曲のお店として分離したお店。
マッチは両面同デザインの箱型。
<Mさんにご寄贈いただいた画像です>
京都・左京区に1970年からの老舗ジャズ喫茶。
もともとは「大和屋」という質屋だったということです。
1Fと2Fがあり、1Fはお酒もある古典選曲のジャズ屋、2Fはノンアルコールの割合軽い選曲の店になっていたようです。
1977年ごろからは、2Fが「きまぐれ亭」という別店になって利用客の棲み分けを図っていたようです。
2013年に全面リニューアルとなり、もちろん昔のようなハードなジャズ屋ではないでしょうが、今もしっかり続く貴重な老舗店となっています。
クラシックな感じの独特なマッチデザインは、今も看板やショップカードに使われているようです。
また、このお店で面白いのは、オリジナルのタバコケースがあったことです。
画像だけなので判りづらいですが、おそらくソフトケースのタバコが潰れないように、ボール紙のカバーをかぶせるものだと思われます。
マッチと同デザインのものと、全く別のサイケ調デザインのものとがあります。
<全て、Mさんにご寄贈いただいた画像です>