蝶類図鑑

Chorui-Zukan       (京都)

蝶類図鑑

蝶類図鑑

蝶類図鑑

蝶類図鑑


私は行ったことありませんが、このHPへ寄贈いただいた画像です。
話によると、蔵の中のような雰囲気の暗めの店内には壁一面に蝶の標本が掛けられていて、 JBLの大型スピーカーでチャーリー・ミンガスがよくかかっていたとのことです。
マッチのデザインに劣らず不思議な雰囲気のお店だったようですね。

マッチのデザインは、私としてはたいへん好みのもので不思議な暖かさのある雰囲気で、 このデザインをした方、また店のオーナーは蝶はもちろん、きっと博物学好きの方だったんでしょうね。
荒俣宏氏がよく紹介するような昔の博物図鑑のイメージがよくでています。

残念ながらこのお店も今はすでに無いようです。

この「蝶類図鑑」の画像は、Hayashiさんのご提供によるものです。
Hayashiさん、ありがとうございます。


蝶類図鑑

蝶類図鑑

蝶類図鑑

蝶類図鑑


上記「蝶類図鑑」の画像をいただき掲載したところ、ご覧になった方からヴァージョン違いを持っているとのメールを頂きました。
見てみたい旨ご連絡したところ、わざわざ貴重なマッチを郵送していただきました。
それがこの画像です。
表面は同じですが、裏面のデザインが花になっています。
実物を手にすると、イメージどおりつや消しの紙に古風な印刷の雰囲気でプリントされていていい感じです。

この「蝶類図鑑」の画像は、ATUKOさんのご提供によるものです。
ATUKOさん、ありがとうございます。


蝶類図鑑

蝶類図鑑

蝶類図鑑

蝶類図鑑


またまた、「蝶類図鑑」の画像をいただき、当時の思い出のお便りをいただきました。
このデザインのシリーズ以前に全く別のデザインのマッチがあったらしいこと、店内の当時の雰囲気など教えていただきました。
このマッチデザインは、このシリーズの中でも一番初期のバージョンらしいです。
片面づつ縦と横の図案になっているのがちょっと変?
昆虫採集少年は同じですが、「CHORUI ZUKAN KYOTO」のバナーが入っています。
皆さんのおかげで、行ったことも無い幻のお店のコレクションが揃ってしまいました。

この「蝶類図鑑」の画像は、Akiraさんのご提供によるものです。
Akiraさん、ありがとうございます。

ちぐさ

CHIGUSA       (横浜)

ちぐさ

ちぐさ

ちぐさ

ちぐさ


あまりにも有名な横浜の超老舗「ちぐさ」。
なにしろ昭和8年開店ということなので、現在も続いているお店としてはたぶん日本最古のジャズ喫茶。
日本のジャズ発祥の地ともいえる横浜で、伝統を守り続ける文化財的な現役のお店です。
都会のジャズ喫茶としては珍しく一軒家タイプのレトロな外観もうれしい。
WEB読者T様からの寄贈マッチです。

PS.
2007年1月、伝統ある「ちぐさ」もついに歴史の幕を閉じてしまいました
一度は行こうと思っていたのですが…


2012年3月、場所は変わったようですが、有志によって再開しました。
まさに地元の文化財として見事に守り継がれて行くこととなるようです。
https://www.noge-chigusa.com/

ダグ

DUG       (東京・新宿)

ダグ

ダグ

ダグ

ダグ


「DIG」がコーヒー主体の喫茶店なのに対して姉妹店の「DUG」はお酒を出すのがメインのアダルトな雰囲気だった。

当時、若造が独りでジャズを「聴きに」入るには何となく入りづらく、1度しか行っていない。
当時は紀伊国屋の裏手あたりだったかもしれない。

現在は靖国通り沿いに移った「DUG」と、「ニューDUG」として、ちょっと軽い感じで続いているようである。

DUG Website

(Mさんより頂きもののマッチ)

ダウンビート

DOWN BEAT      (横浜)

ダウンビート

ダウンビート

ダウンビート

ダウンビート


これもWEB読者T様からの寄贈マッチ。
「ちぐさ」と並び横浜・桜木町の老舗店で、1956年創業というからすごいですね。
しかも現在もライブなど活発に行われている現役バリバリ。
ジャズの街・横浜にいつまでも灯を点しつづけていただきたいものです。
マッチはビロードのようなシックな起毛表面に型押しの文字。

ダウンビート

ダウンビート

ダウンビート

ダウンビート


ダウンビートの黒バージョン。
色が違うだけでなく、どういう訳か「SNACK TIME」の文字の置き位置が違う。
赤と同様起毛の表面に文字は金押しである。

白山・映画館

Eigakan       (東京・文京区)

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「映画館」は、昭和51年から営業を続ける老舗。
場所柄、メジャーな名前ではないがこだわりのオーディオとサウンドは有名。
最近は詩や朗読の世界でのイベントも多いようである。

昔のJAZZ喫茶マッチの画像をお送りいただくなど、メールではお世話になりながら行ったことがなかった、白山・映画館。
先日、仕事の帰りにようやくお邪魔することができました。

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都営地下鉄、三田線の白山駅からすぐ、白山神社のすぐそばです。
暗い路地に下りる小さな階段を降るとすぐありました。
「映画館」の電飾看板が煌々として、ジャズ喫茶という感じはしにくいかも。

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こじんまりとしたレトロな入り口です。
ひと昔前の小さなスナックとでもいうか、正直いってあまり冴えないエントランスです。
ガラス戸で中が見えるので、初めてでも入りにくいお店ではありません。
訪問した夜は雨でしたが、この路地も含め雨の夜が似合う風情で味があります。

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正面のスピーカーシステム。
ホーンユニットが幾つも積み重なり、何やらコイルやパーツがそこかしこに。
客席にミキサーコンソールがあるのはどういう訳?
いかにも「マニアック」を感じてしまいます。

しかしその音はうるさ過ぎず、小さからず、流石に温かみと艶のある素晴らしい音色です。
ふくらみのあるライブ感に富んだ音、とでもいうべきでしょうか。
しゃかしゃかした今風のデジタルなサウンドの対極で落ち着きます。

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これが噂の管球アンプとそのシステム。
CDをかけてもデジタル的に感じない秘密はこの辺にあるのでしょうか。
不思議に電子機械を感じさせないウッディーなオーディオシステムです。

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あちこちに古い映写機や映画機材、書籍類などで埋まった店内。
レトロでアンティークな雰囲気の店内はたいへん居心地のよい落ち着きの空間です。
といっても、全然気取ったアンティークではなく、どちらかというと雑然とした安らぎというか…
もちろん、昔の頭を抱えるジャズ喫茶ではなく、自分の時間をしっかり過ごせるスペース。 お酒も揃っていて安い。

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古い映画のポスター、古びた小物類。
けばけばしいモノ、光りモノのない内装で、その音と同じく温かみと艶を感じる室内。
古きよき時代の「書斎」という感じもします。

いつもこの辺に寝ているはずの名物猫君はお出かけだそうで、会えなかったのが心残り。
また今度お会いしに行きましょう。

ちなみに、一見怖そうなマスターは実は優しい方なのでご安心を (^^)
貴重な昔のマッチをお譲り頂きました。

ありがとうございました!

*この画像は、2004年6月の取材です。


SV-AS10 ImageData

追伸:
後日、また行ったときには名物猫の「オイ」君に会うことができました。
人懐っこく、椅子の上でよく眠っていました。

しかし、残念ながら2006年オイ君は亡くなったそうです。

ご冥福をお祈りします


<映画館 WEB>


[map addr=”東京都文京区白山5-33-19″ width=”100%” height=”400px” zoom=”17″]

シャルマン

CHARMANT     (東京・日暮里)

CHARMANT

CHARMANT

CHARMANT

CHARMANT


行ったことはありませんが、日暮里駅から谷中銀座へ向かう途中にある老舗です。
マッチデザインの階段は、名物の石段「夕焼けだんだん」でしょうか?
下町情緒の味のあるお店のようですね。
deraさんからの頂きものです。

(ちなみに、日暮里は「ひぐれさと」ではなく「にっぽり」です >> 東京以外の方へ)

ジャズ・ザ・キャット

Jazz The Cat       (名古屋市)

Jazz The Cat

Jazz The Cat

Jazz The Cat

Jazz The Cat


タッチモ様より、名古屋でお気に入りのジャズ喫茶のマッチ画像をお送りいただきました。
シンプルなデザインのブックマッチで、いい感じです。
ただ、裏面が表とちょっと印象の違うデザインですね。
タッチモさんのHPで店内の写真が見られますが、ウッディーな感じの雰囲気のあるお店です。
手元の資料によると、昭和55年からそのまま続いているお店です。
http://www.hm3.aitai.ne.jp/~tamotsu/nagoya.html

Jazz The Cat

Jazz The Cat

これもタッチモ様より、お送り頂いた名古屋のザ・キャットの別ヴァージョン。
やはりシンプルな黒猫ですね。
裏面は無地になっているそうです。

”コンボ”のあった場所、現在

コンボ(東京・神保町)のかつてあったところを取材してきました。
現在はインテリジェント・オフィスビルという感じになっています。
その向こうの黒っぽいビルは集英社のスタジオ。

遠くに見える共産党のビル、向かいのすし屋さんなどは健在です (^^)

photo by Nekosennin Feb.2002

photo by Nekosennin Feb.2002


コンボ

COMBO     (東京・神保町)

神保町 コンボ

神保町 コンボ

神保町 コンボ

神保町 コンボ


70年代の雰囲気ただよう、狭くて薄汚い古き良きJAZZ屋。
職場の近くだったので常連として通っていた。
マスターの選曲は、ハードなメインストリームが主体。
黙って座ると何も言わなくてもママさんが砂糖なしのコーヒーをすっと出してくれた。
マスターにはいろいろ教わりました。ありがとうございます。

自由帳のノートがあって、「猫仙人」のペンネームでよく書きこんでいた。
今ならちょうど、パソコン通信のフォーラム会議室のようなものだ。
(年をとっても同じようなことをやってるもんだ (^^; )

コンボのあった場所・現在情報

珈琲園

COFFEE EN       (東京・小岩)

珈琲園

珈琲園

珈琲園

珈琲園


昭和36年からの老舗ジャズ喫茶。
1階は談話OKのほぼ普通の喫茶店で、2階は談話お断りの鑑賞専門フロア。
ジャズ喫茶としてはきれいで入りやすい雰囲気だったようです。
MJLのお店。

マッチは頂きものです。
裏面には、フィル・ウッズのヨーロピアン・リズムマシーンの写真。


<当サイトBBSでの情報>
珈琲園のこと
発言者: T.A.
発言日: 2004 05/23
小岩の珈琲園は、場所柄、あまり行ったことはありませんが、個性的な店だったので良く覚えています。小岩駅の南口を降りて、わりとすぐの所にあり、1階と2階に分かれていましたが、1階は普通の喫茶店のようでした。店を入り、すぐ左の階段を上がると、吹き抜けになっており、たしか、2階の正面壁にスピーカーが張り付いていました。2階のスペースはわりと狭く、壁にはタバコのやにですすけた手書きのジャズ・メンの油絵が飾ってありました。レコードがかかると、チェーンで吹き抜けをレコード・ジャケットががらがらと音をたてて、上がってき、ちょうど目の前の宙に浮かぶのがこの店の売り物でした(確か、渋谷のデュエットも同じだったような気がします。)構造上、音はあまり良くなかったような気がします。場所とユニークさで印象度が高い店でした。なくなったのは’80年代の終わり頃か’90年代の初め頃だったと思います。