St.Germain (東京・高円寺)
高円寺南口・エトワール通りにあったサンジェルマンのマッチ。
Hさんの寄贈画像です。
1966年オープン、1982年に閉店のお店。
店舗の内装などのデザインは、まだ慶大の学生だった景山民夫(作家・故人)と高平哲郎(エッセイスト)によるそうで、マッチも、彼らのデザインではないかということです。
SAMURAI (東京・新宿)
かなり古い時期に一度だけ行った。
暗い店内でマンガ雑誌をドラムスティックで叩いてる人がいたなあ。
あまり古いのでよく覚えていない (^^;
現在も、招き猫コレクションで有名なジャズバーとして新宿にあるが、当時と同一かどうか定かで無い。
サムライの追加情報
石山さんよりメール頂いた、昔のサムライについての情報です。
貴重な情報なので、引用させていただきます。
“新宿の「サムライ」ですが、あれ、ぎしぎしという階段を上っていって、細長い板張りの部屋みたいなとこですよね。
あの「サムライ」という名になる前は、あそこが、「ピットイン」だったのです。
いつのまにか、「ピットイン」が、あそこからなくなって、裏の方へ、移ったのだと、思う。
僕は、「サムライ」になる前に通っていた。
当時は、サブナード(地下街)の工事中でね、ほこりぽかった。”
ピットインのあとがサムライになってたんですね。
うーん、幻の時代だなあ (^^;
石山さん、ありがとうございます。
渋谷・百軒店には小さなジャズ喫茶がたくさんあったが、この界隈には象徴的なユニークな店が他にもいろいろあった。
ストリップ劇場の「道頓堀劇場」も有名(先日テレビでやっていた)だが、カレーの「ムルギー」も 知る人ぞ知る店である。
ジャズ喫茶「音楽館」のすぐそばにあるインドカレーの店だが、古ーい名曲喫茶みたいな時代がかった内装が古色蒼然として 実に怪しい雰囲気を醸し出す店内では「ムルギー」というカレーライスだけを販売している。
これがインド風でうまいのであるが、メニューには「ムルギー」と、ゆで卵を添えた「卵入りムルギー」があって、注文をとりにくるおじさん(おじいさん?)に「ムルギー」を注文すると必ず卵入りを勧められるのである。
卵は要らないというと、このおじさんは決まって「卵入りのほうがおいしいのになあ」と悲しそうな顔でつぶやくので、何か悪いことをしたような気になるのだが、いつも執拗に勧められるのでこちらも意地になって一度も卵入りを頼んだことが無かった。
あそこに行く機会もない今ではなんだか悔やまれるような気もして・・・ (^^;
ONGAKUKAN (東京・渋谷)
知る人ぞ知る、一時期の渋谷・百軒店を代表していたジャズ喫茶。
かの伝説のカレー屋、「ムルギー」の2階にあって、黒くない明るめの内装なのでなんかあっけらかんとした雰囲気だった。
マンガ本がいっぱいあって、かかる曲は真面目なジャズだった。
マッチがあった覚えはなかったのだが、Mさんより寄贈頂いたマッチの中にこれがあった。
何ともいえない雰囲気をもつ裏表同じデザイン、と思いきや、手が対称になっていた。
ここは現在、ほぼ当時のままで、「jazz@groove」というお店になって頑張っていましたが、残念ながら閉店となりました。