Art Pepper meets The Rhythm Section
Contemporary -1957-
CONTENTS
A:You’d be so nice to come home to,Red Pepper Blues,
Imagination,Waltz Me Blues,Straight Life,
B:Jazz Me Blues,TinTin Deo,Ster Eyes,Birks Works,
Art Pepper,Red Garland,
Paul Chambers,Phylly Joe Jones,
これは、誰に見せても名盤ということで異存あるまいと思う、「名盤」。
まるで、ジャズというのはこういうものなんだよ、というJAZZの「お手本」という感じで、 逆にあまりにでき過ぎの感さえしてしまう。
これほどまでにまとまりの良いセッションを、いい音質で録音させているアルバムだから、 特に昔はフリー系のジャズに疲れたときによく聞いていた。
ペッパーのアルトの乾いた切れの良い音色が実に明快でさわやかだ。
「You’d Be So Nice To Come Home To」もヘレン・メリルの例の名演と趣を異にして、なんか優雅な感じさえする。
のちの、モード奏法など取り入れた後のペッパーも嫌いじゃないが、このアルバムのころが前期の全盛期なんでしょうね。