THULIN K

THULIN K

THULIN K

チューリン K

1917年 スウェーデン
単発・単座戦闘機。
全長:6.6m、全幅:9.1m、全備重量:525kg
エンジン:Thulin A 90HP、武装:8mm機銃×2
最高速度:150km/h

スウェーデンにおける、最初の戦闘機。
チューリンは、フランスのブレリオやモランソルニエのライセンス生産をしていた会社。

このモデルは自社設計のようだが、フォッカー・アインデッカーなどと同じく翼の「たわみ」コントロールを行っていた。
エンジンも自社モデルだが原型はル・ローンのロータリーのようである。

同じモデルでも単座と複座とあったようで、スウェーデン軍では練習機としてごく少数使われたようである。

THULIN K Sweden

THULIN E

THULIN E

THULIN E

チューリン E

1916年 スウェーデン
単発・単座偵察機。
全長:6.45m、全幅:11.4m、全備重量:787kg
エンジン:Thulin A 90HP、武装:無し
最高速度:110km/h

スウェーデン軍の要請で開発された、チューリンの偵察機。
4機がスウェーデン北部での中立監視活動に従事。
練習機としても使われたようだ。

これといった特徴のない複葉機だが、写真の機体は国籍マークもなく、会社のマークのみの試作段階のようである。

THULIN E Sweden

SPYKER V3

SPYKER V3

SPYKER V3

スパイカー V3

1918年 オランダ
単発・単座戦闘・練習機。
全長:6.1m、全幅:8.19m、全備重量:?
エンジン:Spyker(Clerget) 130HP、武装:?
最高速度:180km/h

オランダ製の数少ないこの時期のオリジナル軍用機。

現在オランダで飛行機といえばフォッカーだが、アンソニー・フォッカーがドイツからオランダ航空機業界に帰ったのは第一次大戦が終わってからある。

この時期にオランダで政府の委託を受けて戦闘機開発をしたのは、自動車会社のSPYKERである。
単座の練習・戦闘機と複座の練習・偵察機を何種か、少なくともV1からV4まで作っている。

現在のSPYKER自動車の社史のHPで、この写真はモデルV1として紹介されている有名な写真。
どうもV3はこの系列ではないかという気がしているのだがいかがなものであろうか。

ちなみに、V2、V4は、2張間の同系列の複座機でエンジンが80hpと130hp、V5は1張間だがスタッガー翼だから除外。
V1はエンジン80hpという以外スペック不明だが、小型1張間の戦闘機らしい機体なので、V3がV1のバージョンアップなのではないかと考える次第である。

エンジンはクレージュをスパイカー社で委託生産していたもののようで、機体の初期開発にスウェーデンのチューリンが関わっているようである。

それ以上は資料情報不足で不明。

SPYKER V3 Netherlands

Nielsen & Winther Aa

Nielsen & Winther Aa

Nielsen & Winther Aa

ニールセン&ウィンザー Aa

1917年 デンマーク
単発・単座戦闘機。
全長:6.6m、全幅:7.7m、全備重量:550kg
エンジン:Thulin 90HP、武装:8mm機関銃×1
最高速度:150km/h

デンマークという国も、小国で農業国、大戦中も中立国ということで、仏、英、独の機体を使っているが、これは数少ない自前の設計による戦闘機。

ニューポールの胴を伸ばしたような形で、合計6機が供給されたが、エンジンがチューリンの80HPと非力であったためかあまり役には立っていないようだ。
実際に現場で使われたか疑わしい。

兄弟モデルの”Ab”は複座にしたタイプ、”Ac”はフロートを付けて水上機にしたタイプで、それぞれ1機づつ試作されている。

Nielsen & Winther Aa Denmark

ALBATROS W4

Albatros W4

Albatros W4

アルバトロス W4

1916年ドイツ
単発・単座戦闘機。
全長:8.5m、全幅:9.5m、全備重量:1070kg
エンジン:Mercedes D3 160HP、武装:7.9mm機関銃×2、
最高速度:160km/h

アルバトロスD1の水上型で、主に北海沿岸の海軍基地防御に配置された。
D1の翼面積を広げ、フロートをつけた急造のモデルだったが意外と活躍したようである。
117機が生産され、一部はエーゲ海でも任務についていた。

Albatros W4 Germany

ALBATROS D11

Albatros D11

Albatros D11

アルバトロス D11

1918年ドイツ
単発・単座戦闘機。
全長:5.58m、全幅:8.0m、全備重量:723g
エンジン:Siemens-Halske 160HP、武装:7.9mm機関銃×2、
最高速度:190km/h

アルバトロスのDシリーズの中でも異端的なモデル。

水冷エンジンのアルバトロスの中にあって珍しい空冷ロータリーエンジンは、ジーメンス・ハルスケだから、 ジーメンス・シュッケルトと同じである。
そのため、ジーメンス・シュケルトとそっくりなブルドッグのような風貌になっている。

機体は軽く小型で、翼間支柱はシンプルなI型のものとなっている。
2機しか作られなかった大戦末期の試作モデルのようである。

Albatros D.XI Germany

ALBATROS D5

ALBATROS D5

ALBATROS D5

アルバトロス・D5

1917年ドイツ
単発・単座戦闘機。
全長:7.33m、全幅:9.05m、全備重量:932kg
エンジン:Mercedes D3 180HP、武装:7.9mm機関銃×2、
最高速度:186km/h

1917年、春には「血の4月」といわれる大被害を連合軍にもたらした、アルバトロスD3だったが、早くも秋には連合軍側の新鋭機投入でその優位を失いつつあった。

D5は急遽投入された改良型だが、その性能アップは小規模に留まり、急降下時の下翼構造の弱点もあってこの後苦戦をするようになる。
すでに機体の基本設計の限界まで完成されてしまって、更なる性能向上は望めなくなっていたようである。
とはいえ、最後まで非常に大量に生産された主力機種である。

ちょうど、WW2において劣勢に転じた後のメッサーシュミットや零戦とおなじ立場の戦闘機であった。

ちなみに、DVaは下翼などを強化した改良型。
主力で数も多いため、機体塗装のバリエーションも非常に多く、この写真のように個人マーキングの派手なバリエーションに富んでいる。

ALBATROS D.V Germany

ALBATROS D3

ALBATROS D3

ALBATROS D3

アルバトロス・D3

1917年ドイツ
単発・単座戦闘機。
全長:7.33m、全幅:9.05m、全備重量:886kg
エンジン:Mercedes D3 160HP、武装:7.9mm機関銃×2、
最高速度:165km/h

水冷直列エンジンだが絞りこまれたカウルから巨大なプロペラスピナーにつながるラインが流線型で美しい。
また、主翼の平面形も優雅な曲線を描いていて、WW1の機体の中でもフォッカーDR.1と並んで、ベスト・デザイン賞ものと思うのだがいかがだろうか?

宮崎駿の架空デザインの航空機にありそうなシルエットである。というより、この辺のデザインをかなり取り入れているものと思われる。

この流線型ボディは全て合板製で、他国に比べてこの形式が多いのはいかにも「森の国」ドイツらしい。
ちなみにこの合板部分はクリアーなニスによる塗装のものが多く、天然木目のウッディな飛行機となっている。

1917年ころの主力戦闘機とされ、性能・戦力とも優れていて、一時期の制空権を完全に連合軍から奪っていたという。

ALBATROS D.III Germany

ALBATROS D2

Albatros D2

Albatros D2

アルバトロス D2

1916年
単発・単座戦闘機
全長:7.4m、全幅:8.5m、全備重量:888kg
エンジン:Mercedes D.IIIa 160HP、
最高速度:175km/h、武装:7.9mm機銃×2

アルバトロスは大戦中期のドイツ主力機種で、かなりの数が量産されている。
前モデルのD1で不評だった視界の悪さを上翼の位置を下げることで改善したのがD2で、この後のD3とともに英国の推進式戦闘機群を圧倒していった。

特徴的な円筒形の胴体は、量産機としては最初の木製モノコック構造である。

Albatros D.II Germany

ALBATROS D1

ALBATROS D1

ALBATROS D1

アルバトロス・D1

1916年ドイツ
単発・単座戦闘機。
全長:7.3m、全幅:8.6m、全備重量:888kg
エンジン:Mercedes D3 160HP、武装:7.9mm機関銃×2、
最高速度:164km/h

その登場と実戦配備で連合軍を痛打した、アルバトロスDシリーズのプロトタイプ。

上翼が高い位置にあることによる視界の悪さが指摘され、急遽改良されたD2がメインとなったが、D1も並行して投入された。

D1はまだアルバトロス独特の優雅な翼端ではなく角張っている。
また、このプロトは特に全体が角張っているようである。

ALBATROS D.I Germany

Bristol M1

Bristol M1

Bristol M1

ブリストル M1

1917年
単発・単座戦闘機
全長:6.24m、全幅:9.37m、全備重量:611kg
エンジン:Le Rhone 110HP、
最高速度:209km/h、武装:7.7mm機銃×1

まるで、モラン・ソルニエそっくりの単葉機である。
大きなスピナーと円筒形の胴体が特徴的。

軽量で、このころとしては高速な機種で百数十機作られ、性能も良かったようだが、 着陸速度が高かったのが好まれなかったらしく、実際の戦闘にはあまり使われなかったようである。

Bristol M1 Britain

De Havilland DH5

De Havilland DH5

De Havilland DH5

デハビランド・DH5

1917年イギリス
単発・単座戦闘機。
全長:6.71m、全幅:7.83m、全備重量:676kg
エンジン:ル・ローン 110HP、武装:7.7mm機関銃×1、
最高速度:164km/h

ソッピースのシリーズに似た空冷回転星型エンジンの機体だが、主翼の下翼が上翼よりも前にセットされた逆スタッガー方式。
資料不足でよく判らないが、パイロットには評判の悪い機体だったようだ。

De Havilland DH5 Britain

De Havilland DH2

De Havilland DH2

De Havilland DH2

デハビランド・DH2

1916年イギリス
単発・単座戦闘機。
全長:7.68m、全幅:8.61m、全備重量:654kg
エンジン:Gnome 100HP、武装:7.7mm機関銃×1、
最高速度:150km/h

ドイツのフォッカー・Eシリーズがプロペラ同調式機首機銃をもって大変な脅威となっていたため、 英国では推進式エンジンのシリーズが多く使われていた。
機首に邪魔なプロペラが無いので心おきなく機銃を撃ちまくることができるというわけである。

実際、これらの飛行性能の勝る機種が配備されてから、フォッカーの制空権はなくなったという。
現代の自動車に例えれば、キャブオーバーのトラックのような操縦席だから、視界は抜群だろう。

De Havilland DH2 Britain

De Havilland SE5a

SE5a

SE5a

デ・ハビランド・SE5a

1918年イギリス
単発・単座戦闘機。
全長:6.42m、全幅:8.10m、全備重量:887kg
エンジン:イスパノスイザ 180~200HP、武装:7.7mm機関銃×2、
最高速度:203km/h
SE5a(R.A.F)

SE5をパワーアップし、ややショートスパンにした高速戦闘機。
WWⅠでも最強の機体のひとつと思われる。

機銃はエンジン上と主翼上に1丁づつ備え、高速で、上昇力、急降下ともに優れていた。

ソッピース・キャメルとともに、多くのエースパイロットに愛用されてトップクラスの撃墜記録をつくっている。
主力機だけにバリエーションもあり、エンジンもイスパノ150HP、200HP、ウーズレイ200HPなどがある。

アメリカ陸軍でも採用されている。

De Havilland SE5a Britain

De Havilland SE5

De Havilland SE5

De Havilland SE5

デ・ハビランド・SE5

1917年イギリス
単発・単座戦闘機。
全長:6.49m、全幅:8.50m、全備重量:876kg
エンジン:イスパノスイザ 150HP、武装:7.7mm機関銃×2、
最高速度:191km/h
De Havilland SE5(R.A.F)

R.A.F(Royal Aircraft Factory)開発による水冷V8イスパノスイザエンジンを搭載した英国を代表する主力戦闘機。
高速で航続力もあり、操縦安定性、整備性、耐久性にもすぐれたトータルバランスの高い機体であった。

SE5は初期型だが、すぐ後のSE5aは歴史に残る名機となった。
機関銃は2丁だが、1つはエンジンカウル上に、1つは主翼の上にもっている。

個人的にはカウリングの四角い機体デザインはあまり好きではないが・・・(^^;

De Havilland SE5 Britain

RAF BE12

RAF BE12

RAF BE12

RAF BE12

1916年イギリス
単発・単座戦闘・爆撃機。
全長:8.31m、全幅:11.28m、全備重量:1067kg
エンジン:R.A.F. 4a 150HP、武装:7.7mm機関銃×1、
最高速度:164km/h
RAF・BE12

大戦開戦後には完全に時代遅れであったBE2を原型として開発された機種だが、やはり戦闘機としての性能は駄作であった。
そのため軽爆撃機として使われたが、それにしても低性能であまり役に立たなかったようである。

それにしては、英国軍だけで468機生産され、さらに中東やギリシャにも配備された。

この4aエンジンはV型12気筒で左右6気筒づつの煙突のような集合排気管が特徴的。
後期モデルの12bにはイスパノスイザの200hpエンジンを装備して性能が向上したが、もっと高性能機種にエンジンを振り向けなければならかった。

RAF BE12 Britain

R.A.F. FE8

R.A.F. FE8

R.A.F. FE8

R.A.F. FE8

1915年イギリス
単発・単座戦闘機。
全長:7.21m、全幅:9.6m、全備重量:610kg
エンジン:Gnome Monosoupape 100HP、
武装:7.7mm機関銃×1、
最高速度:151km/h

前方同調機銃をまだ持たない英国軍による一連の推進式戦闘機。
ガンバスなど複座のものよりもかなり軽快でシンプルな骨組みとなっている。
だが、すでにこれが配備される頃にはドイツ軍ではアルバトロスD2が登場しているので時代遅れであった。
結局、実戦配備では最後の推進式となった。

R.A.F. FE8 Britain

DFW T.28 Floh

DFW T.28 Floh

DFW T.28 Floh

1915年ドイツ
単発・単座戦闘機。
全長:4.5m、全幅:6.2m、全備重量:650kg
エンジン:Mercedes DI 100HP、武装:7.9mm機関銃×1、
最高速度:180km/h
DFW T.28 Floh

第一次大戦期の戦闘機の中でも珍機種No.1ともいえる機体である。

まるでマンボウのような平たい寸詰まりのボディで”Floh”=「ノミ」というあだ名で呼ばれた。
実際、全長4.5mに対して高さが2.3mという胴体のてっぺん、上翼上にコクピットがある。
前につんのめることを考えると、着陸はさぞ恐ろしいことだろう。

1機のみの試作で終わったのは当然という気もするが、このデザインで180kmもの高速を見込んでいた。
後のあの「ポリカルポフ」や「ジービー・レーサー」などを連想させる。

正面から見たエア・インテイクの形から、「笑う中国人」という名もあるようだ。

DFW T.28 Floh Germany

Pfalz Dr1

Pfalz Dr1

Pfalz Dr1

ファルツ Dr1

1917年ドイツ
単発・単座戦闘機。
全長:5.50m、全幅:8.55m、全備重量:705kg
エンジン:Siemens-Halske Sh3 160HP、武装:7.9mm機関銃×2、
最高速度:201km/h

服用である、ファルツ・D7の派生モデルの三葉機。
中翼はたいへん幅細く下翼も細くなっており、主桁が2本+1本+1本らしく翼間支柱がY字型になっている、
下翼が一本桁の幅細い複葉機を「一葉半」と呼ぶ慣例からいうと、「一葉半半」とでもいうパターンか。

また、ジーメンス・ハルスケの強力エンジンで大径のプロペラを備えたため、主脚がたいへん高くなっている。
同じ系統のエンジンを装備した、ジーメンス・シュッケルトに似た印象の獰猛な感じのデザインである。

10機ほど作られたようだが、評価は低かったらしい。

Pfalz Dr.I Germany

Pfalz D12

Pfalz D12

Pfalz D12

ファルツ・D12

1918年ドイツ
単発・単座戦闘機。
全長:6.35m、全幅:9.00m、全備重量:897kg
エンジン:Mercedes D3a 180HP、武装:7.9mm機関銃×2、
最高速度:170km/h

大戦最後期に登場した主力戦闘機だが、性能は同時期のフォッカーD7の方が高かったようだ。
ただし急降下などでの剛性・耐久性はフォッカーよりも優れていたようである。
同時期のスパッドなどの好敵手と言われる。

エンジンが変更されたためか、D3などとは全く違う印象の機体だ。
むしろD7に似た四角いカウルで、優美というより無骨なイメージ。
ラジエーターグリルが大きくなったということなのだろうか。

Pfalz D.XII Germany

Pfalz D3

Pfalz D3

Pfalz D3

ファルツ・D3

1917年ドイツ
単発・単座戦闘機。
全長:6.95m、全幅:9.40m、全備重量:905kg
エンジン:Mercedes D3 160HP、武装:7.9mm機関銃×2、
最高速度:169km/h

大戦中期の中堅主力戦闘機で、速度は遅いが機体が頑丈で急降下攻撃に優れていたとされる。
ただし、あまり小回りはきかなかったようなので、いわゆる一撃離脱の典型だったのだろう。

この機体もアルバトロスをさらにスマートにしたような完全に円筒状のスリムボディで美しい。
アルバトロスと同じく当時としては先進的なセミ・モノコック構造である。
エンジンもアルバトロスと同じメルセデスの水冷直列6気筒で、航続力も長い。

Pfalz D.III Germany

Pfalz E2

Pfalz E2

Pfalz E2

ファルツ E2

1915年ドイツ
単発・単座戦闘機。
全長:6.45m、全幅:10.2m、全備重量:572kg
エンジン:Oberursel U1 100HP、武装:7.9mm機関銃×1、
最高速度:151km/h

ファルツE1の改良版。
エンジン出力が強化され機体がやや大きいがごく少数生産らしい。

この機体は白の塗装に黒の縁取りという、妙に目立つ珍しいカラーリング。
WW1では迷彩もあるが、初期には逆にこういう目立つ塗装も多い。

Pfalz E.II Germany

NAGLO D2

NAGLO D2

NAGLO D2

ナグロ D2

1918年ドイツ
単発・単座戦闘機。
全長:?m、全幅:9.0m、全備重量:914kg
エンジン:Mercedes 160HP、武装:7.9mm機関銃×2、
最高速度:?

ソッピース・トリプレーンに続きフォッカーDr.1と三葉機の上昇性能と小回りが受けてドイツ機の三葉ブームがあった。

アルバトロスやその他既存の複葉機を三葉にしたものが多く試作されたが、これは少し遅い時期に試作された四葉機。
正確には三葉半というべきで、車輪の後ろに小さな翼を一枚もっている。
アルバトロスを無理やり改造したような感じのする機体である。

Nagloというのもかなりマイナーなメーカーのようで、この試作機一種しか寡聞にして知らない。

NAGLO D.II Germany 4葉

Aviatik D6

Aviatik D6

Aviatik D6

アヴィアチック・D6

1918年ドイツ
単発・単座戦闘機。
全長:6.10m、全幅:9.66m、全備重量:920kg
エンジン:Bentz Bz.3b 195HP、武装:7.9mm機関銃×2、
最高速度:192km/h

これまたアルバトロスをややごつくしたような雰囲気のモデル。
水冷V型8気筒エンジンを搭載。
詳しい資料が無いのでよく判らないが、大戦後期の大出力・高速機のようである。

Aviatik D.VI Germany