カプローニ Ca20
1914年イタリア
単発・単座戦闘機
全長:7.92m、全幅:8.36m、重量:350kg
エンジン:?、武装:7.7mm機関銃×1、
最高速度:166km/h
第二次大戦でジェット機を作ったカプローニは意外と古く、ライト兄弟の7年後には飛行機を生産していた。
第一次大戦でのカプローニは爆撃機で有名だが、偵察機として作られたCa18の派生モデルであるこのCa20は、1914年でも前半の第一次大戦勃発前に作られた世界初の戦闘機と考えられている。
単葉の主翼を支えるポストの上に機関銃をセットしてプロペラ回転面を避け、史上初の前方固定武装付きとなっている。
エアインテイク付の巨大なプロペラスピナーが印象的。
1機だけの試作機だが、何とその現物が今もシアトルの航空博物館に現存している。
Caproni Ca.20 Italy