Sikorsky S20

Sikorsky S20

Sikorsky S20

シコルスキー S20

1916年ロシア
単発・単座戦闘機。
全長:6.5m、全幅:8.2m、全備重量:570kg
エンジン:Gnome 100HP、武装:7.7mm機銃×1、
最高速度:190km/h

当時のロシア製戦闘機の中でも最良の機種とされる。

最初の機体は80hpエンジンで非力だったようだ。
ただしこのすぐ後に帝政ロシアの崩壊時期となり、革命直後の2機作られたS20sはエンジンを換装される。

スピードにおいてはヴィッカース以外の同時期の中でも最速の部類であったようだ。

Sikorsky S20 RUSSIA

Sikorsky S16

Sikorsky S16

Sikorsky S16

シコルスキー S16

1915年ロシア
単発・単座戦闘・練習機。
全長:6.2m、全幅:8.4m、全備重量:675kg
エンジン:Gnome 80HP、武装:7.7mm機銃×1、
最高速度:120km/h

この当時のロシアで唯一ともいえる先進航空産業、シコルスキーによる単発戦闘機。
プロペラ同調式のマシンガンを備えたロシア最初の戦闘機でもある。

シコルスキーの巨大爆撃機「イリア・ムロメッツ」の支援用に開発されたようである。
とはいえ、他国の新鋭機とは性能が劣るため、実際には対戦闘機にはどうだったのだろうか。

資料により、1人乗りと2人乗りのデータがあるが、実際に2人乗っている写真もちゃんとあり、練習機としても使われていたようなので、おそらく改造モデルがいろいろあるのではないだろうか。

車輪は横1列の4輪式で、または雪上用に橇を付けているものが多い。

Sikorsky S16 RUSSIA

Sikorsky S11

Sikorsky S11

Sikorsky S11

シコルスキー S11

1913年ロシア
単発・複座偵察機。
全長:7.6m、全幅:11.6m、全備重量:1005kg
エンジン:Gnome 100HP、武装:?
最高速度:102km/h

最初のプライウッド製単葉機で重すぎたS-6を、コンパクトに軽量化したモデル。
操縦士とオブザーバーは横に並列して座る複座形式。

1913年の偵察機としては2位の性能を発揮していたが、結局量産はされなかった。

Sikorsky S11 RUSSIA