アルバトロス・D3
1917年ドイツ
単発・単座戦闘機。
全長:7.33m、全幅:9.05m、全備重量:886kg
エンジン:Mercedes D3 160HP、武装:7.9mm機関銃×2、
最高速度:165km/h
水冷直列エンジンだが絞りこまれたカウルから巨大なプロペラスピナーにつながるラインが流線型で美しい。
また、主翼の平面形も優雅な曲線を描いていて、WW1の機体の中でもフォッカーDR.1と並んで、ベスト・デザイン賞ものと思うのだがいかがだろうか?
宮崎駿の架空デザインの航空機にありそうなシルエットである。というより、この辺のデザインをかなり取り入れているものと思われる。
この流線型ボディは全て合板製で、他国に比べてこの形式が多いのはいかにも「森の国」ドイツらしい。
ちなみにこの合板部分はクリアーなニスによる塗装のものが多く、天然木目のウッディな飛行機となっている。
1917年ころの主力戦闘機とされ、性能・戦力とも優れていて、一時期の制空権を完全に連合軍から奪っていたという。
ALBATROS D.III Germany