陸軍制式2号

制式2号

制式2号

陸軍制式2号

1917年日本
単発・複座試作機。
全長:?、全幅:?、全備重量:?
エンジン:メルセデス・ダイムラー 100HP、武装:不明、
最高速度:?

制式1号に続いて、臨時軍用気球研究会が高速実験機として試作。
やはりアルバトロス的なデザインの機体。

しかし、またもエンジントラブルにより墜落事故を起こし、テストを行なっていた坂本中尉は殉職した。

機体の欠陥でなくエンジントラブルで致命的墜落をするということは、やはり当時のレベルとしては過大な翼面荷重をもっていたのだろう。

制式2号 Japan

陸軍制式1号

制式1号

制式1号

陸軍制式1号

1916年日本
単発・複座偵察機。
全長:9.35m、全幅:15.1m、全備重量:1,100kg
エンジン:メルセデス・ダイムラー 100HP、武装:不明、
最高速度:108km/h

初めて日本の設計により試作された国産軍用機。

臨時軍用気球研究会の手による機体なので、「会式」となるべきところだが、それまでの「会式」が外国機の焼き直しだったのに比べ独自設計ということで、陸軍制式の第一号を誇る制式1号となった。

翼面荷重の高い革新的高速機の設計ながら、国産化したダイムラーエンジンの信頼性が追いつかず不時着事故を起こしている。
初期のアルバトロス偵察機に似た感じの機体で、列車で運べるよう主翼は折りたたみ仕様になっている。

制式1号 Japan