AVIATIK(BERG)30.24

AVIATIK(BERG)30.24

AVIATIK(BERG)30.24

アヴィアティック(ベルク) 30.24

1917年オーストロ・ハンガリー帝国
単発・単座戦闘機
全長:6.86m、全幅:7.22m、全備重量:862kg
エンジン:Austro-Daimler 200HP、
最高速度:174km/h、武装:8mm機銃×2

フォン・ベルクによって設計されたアヴィアティックの試作機で、三葉の単座戦闘機。

DIとほぼ同様の構造を採用し、200馬力オーストリア・ダイムラーのエンジンを搭載したが、D1よりも性能がやや劣っていたとのことで、唯一の三葉プロトタイプとして終わった。

AVIATIK(BERG)30.24 Austro-Hungarian Empire

Aviatik D2

Aviatik D2

Aviatik D2

アヴィアティックD2

1917年 オーストロ・ハンガリー帝国
単発・単座戦闘機。
全長:6.98m、全幅:7.50m、全備重量:810kg
エンジン:Hiero 200HP、武装:8mm機関銃×2、
最高速度:210km/h

試作機ではD1の胴体を使用して造られたD2は、写真では判りにくいが支柱が上翼だけに付いていて、下翼は短い片持ちのタイプ。
翼間支柱は無く、ちょうど、パラソル翼の機体に下翼をおまけに付けたようなかたちになっている。
プロペラは4枚ブレード。

1918から量産される予定だったが、フォッカーD7のライセンス生産が決まったため、量産計画は無くなったようだ。

Aviatik D.II Austro-Hungarian Empire

Aviatik D1

Aviatik D1

Aviatik D1

アヴィアティック D1

1917年オーストロ・ハンガリー帝国
単発・単座戦闘機
全長:8.0m、全幅:9.65m、全備重量:852kg
エンジン:Austro-Daimler 200HP、
最高速度:185km/h、武装:8mm機銃×2

ブランデンブルグD1の後釜に据えられたオーストロ・ハンガリー帝国の量産機。
設計者Julius von Bergの名をとって、ベルグD1とも称される。

機体の空力設計は優れていて軽快で運動性が高く視界も良いようであったが、エンジンが過熱しやすい点や機体構造に欠点があり、パイロットには不評だったようだ。
これらの欠点や機体構造の弱点を改良したD2は配備される前に終戦を迎えてしまった。

アルバトロスなどと同じく、合板のボディがスマートである。

ドイツ系機体に多用された、ローゼンジ・カモフラージュ。

Aviatik D.I Austro-Hungarian Empire

Aviatik D6

Aviatik D6

Aviatik D6

アヴィアチック・D6

1918年ドイツ
単発・単座戦闘機。
全長:6.10m、全幅:9.66m、全備重量:920kg
エンジン:Bentz Bz.3b 195HP、武装:7.9mm機関銃×2、
最高速度:192km/h

これまたアルバトロスをややごつくしたような雰囲気のモデル。
水冷V型8気筒エンジンを搭載。
詳しい資料が無いのでよく判らないが、大戦後期の大出力・高速機のようである。

Aviatik D.VI Germany

Aviatik C1

Aviatik C1

Aviatik C1

アヴィアティック C1

1915年ドイツ
単発・複座偵察機
全長:7.9m、全幅:12.5m、全備重量:1242kg
エンジン:Mercedes D II 160HP、
最高速度:142km/h、武装:7.8mm機銃×1

アヴィアティックBシリーズから発展した武装偵察機で、初期モデルは偵察員が前でパイロットが後ろという配列だった。
どうしてそうなったのかよく判らないが後期には普通にパイロットが前という配置に変わったようである。
この時期としてはそれなりに空戦能力もあったようで、英国戦闘機と戦闘して撃墜した実績をもつ。

Aviatik C.I Germany