喫茶去

KISSAKO(きっさこ)    KISSAKO   (東京・神保町)

昔の神保町「響」の常連だった方が、十条に「響」の名のお店を出していましたが閉店され、2007年から神保町の裏路地で「喫茶去」というお店を始めています。

以前は「李白」という、知る人ぞ知る喫茶店だった場所で、民家風の小さなお店にJAZZが流れています。
お店のつくりゆえに、本格的大音量ではありませんが、こだわりのコーヒーとともにたいへん落ち着ける隠れ家的空間となっています。

久々に神保町に帰ってきたジャズ喫茶ですね。

ところが…

先日、久しぶりに行ってみたら、マスターが居ず、人が替わっていた。
お店はそっくりそのままで、新しい経営者が2008年から譲り受けたとのこと。
十条からのオーナーは、また別の店舗物件を探しているようです。
「喫茶去」の立て看板は最近「きっさこ」に変わっています。
(2008/1月)

喫茶去 photo by Nekosennin May.2007

喫茶去
photo by Nekosennin May.2007


そして…ついに…

このたびの大震災にもあの古民家は耐えていましたが、いよいよ寿命とみえて、建物自体が解体となってしまいました。
「李白」そしてそれ以前からあったという音楽喫茶の時代からの長い歴史の終了。
このあとどうなってしまうのか? (2012/8月撮影)

photo by Nekosennin May.2012

photo by Nekosennin May.2012


復活!…

古民家跡の更地は年末にかけ、新しい建物が建設されていました。
3階建てながら、一般住宅の作りだったので、普通の住宅が建つのかと思っていましたが、内装を始めていくと何だかお店っぽい。
もしや、と思っていたら、また小さな小さなお店の復活です。
「喫茶去」ではなく、「きっさこ」として。

自家焙煎のオーガニックコーヒーを売り物にした、ライトなジャズが流れるお店。 アルテックのフロアスピーカーを鳴らしていますが、「JAZZ喫茶」というより、隠れ家的な珈琲屋さんです。
今どき、隠れ家にこもって独りでゆっくり本を読むような喫茶店は、神保町でも貴重な存在です。

(2013/5月撮影)


photo by Nekosennin May.2013

photo by Nekosennin May.2013

photo by Nekosennin May.2013

photo by Nekosennin May.2013

photo by Nekosennin May.2015

photo by Nekosennin May.2015

きっさこ

photo by Nekosennin March.2020

いーはとーぼ

Ihatove      (東京・下北沢)

下北沢  イーハトーボ

下北沢 イーハトーボ

下北沢  イーハトーボ

下北沢 イーハトーボ


ここはジャズ喫茶というよりも、ジャズを含むいろんな音楽をかけていた。
下北沢らしく、ちょっとアジア志向のカウンターカルチャーっぽい色を軽いノリで表す雰囲気。
宮沢賢治のイメージぴったりの、ますむらひろしみたいなマッチのデザインが好きだった。

絵本作家のスズキコージさんのイラストです。

サムタイム

SOMETIME    SOMETIME   (東京・吉祥寺)

SOMETIME

SOMETIME


ここも野口伊織氏のお店のひとつで、実に雰囲気のあるライヴハウスだ。
といっても昼間の喫茶タイムしか行ったことがないのだが、昼間でも雰囲気は充分味わえる。
敷居の低い店なのにジャズっぽさをうまく演出した店作りで素敵である。
マッチもその雰囲気をシンプルに出しているデザイン。
FUNKYと同じく厚箱。裏表同じ。

ガールトーク

GIRL TALK      (東京・大岡山)

GIRL TALK

GIRL TALK

GIRL TALK

GIRL TALK


東京工業大学そばのビル地下に当時できた小さな店。 新しいだけに小きれいな店で、高級オーディオに大音量のけっこうハード路線に作っていた。

ガラステーブルの下にレコードジャケットがディスプレイされ、しゃれた店内のつくりだった。

アルフィー

ALFIE      (東京・自由が丘)

自由が丘 ALFIE

自由が丘 ALFIE

自由が丘 ALFIE

自由が丘 ALFIE


あの、ロリンズの「アルフィー」のロゴ。
ここもハードなジャズ、前衛ものバリバリの気合の入った店だった。
リクエストを入れるとどんなフリージャズでもかならず両面かけてくれた。
中身も知らないのに、コルトレーンの「OM」をリクエストしたら、両面フルにかけてくれて、いささかうんざりした記憶がある。