現在のジニアス

渋谷・百軒店にあった、懐かしの「ジニアス」は、現在中野新橋で営業しています。
渋谷の時の立地と全く正反対のような、フツーの住宅街の中に不意に現れるお店です。
店内はモダンなデザインで暗くなく、変に明るくもなく、自然体で落ち着ける雰囲気。
実際に近所のおばさんらしき方々が集って井戸端会議をしてたりします。
たいへん庶民的でありながら、しっかり「JAZZ屋」してる、ちょっと不思議な空間でした。

photo by Nekosennin July.2004

photo by Nekosennin July.2004



[map addr=”東京都中野区本町3-2-10″ width=”100%” height=”400px” zoom=”17″]




ジニアス

GENIUS       (東京・渋谷)

GENIUS

GENIUS

GENIUS

GENIUS


百軒店のジャズ喫茶の中では割とオープンな雰囲気の店だった。
ジニアスは、道頓堀劇場そばの地下に、スナック的なジニアスⅡも近くの2階にあり、後には宿命的にⅡの方が主体のようになっていたようだ。

現在のジニアス

”コンボ”のあった場所、現在

コンボ(東京・神保町)のかつてあったところを取材してきました。
現在はインテリジェント・オフィスビルという感じになっています。
その向こうの黒っぽいビルは集英社のスタジオ。

遠くに見える共産党のビル、向かいのすし屋さんなどは健在です (^^)

photo by Nekosennin Feb.2002

photo by Nekosennin Feb.2002


コンボ

COMBO     (東京・神保町)

神保町 コンボ

神保町 コンボ

神保町 コンボ

神保町 コンボ


70年代の雰囲気ただよう、狭くて薄汚い古き良きJAZZ屋。
職場の近くだったので常連として通っていた。
マスターの選曲は、ハードなメインストリームが主体。
黙って座ると何も言わなくてもママさんが砂糖なしのコーヒーをすっと出してくれた。
マスターにはいろいろ教わりました。ありがとうございます。

自由帳のノートがあって、「猫仙人」のペンネームでよく書きこんでいた。
今ならちょうど、パソコン通信のフォーラム会議室のようなものだ。
(年をとっても同じようなことをやってるもんだ (^^; )

コンボのあった場所・現在情報

珈琲園

COFFEE EN       (東京・小岩)

珈琲園

珈琲園

珈琲園

珈琲園


昭和36年からの老舗ジャズ喫茶。
1階は談話OKのほぼ普通の喫茶店で、2階は談話お断りの鑑賞専門フロア。
ジャズ喫茶としてはきれいで入りやすい雰囲気だったようです。
MJLのお店。

マッチは頂きものです。
裏面には、フィル・ウッズのヨーロピアン・リズムマシーンの写真。


<当サイトBBSでの情報>
珈琲園のこと
発言者: T.A.
発言日: 2004 05/23
小岩の珈琲園は、場所柄、あまり行ったことはありませんが、個性的な店だったので良く覚えています。小岩駅の南口を降りて、わりとすぐの所にあり、1階と2階に分かれていましたが、1階は普通の喫茶店のようでした。店を入り、すぐ左の階段を上がると、吹き抜けになっており、たしか、2階の正面壁にスピーカーが張り付いていました。2階のスペースはわりと狭く、壁にはタバコのやにですすけた手書きのジャズ・メンの油絵が飾ってありました。レコードがかかると、チェーンで吹き抜けをレコード・ジャケットががらがらと音をたてて、上がってき、ちょうど目の前の宙に浮かぶのがこの店の売り物でした(確か、渋谷のデュエットも同じだったような気がします。)構造上、音はあまり良くなかったような気がします。場所とユニークさで印象度が高い店でした。なくなったのは’80年代の終わり頃か’90年代の初め頃だったと思います。

クレッセント

CRESCENT       (東京・中野)

CRESCENT

CRESCENT

CRESCENT

CRESCENT


中野の南口、丸井の前にあったクレッセント。
名前は知っていたが入ってたことは無い。
中は暗く広い店だったとのことである。

「modern jazz questing room」というあたりが、いかにも当時の求道的なジャズ喫茶をあらわしてる感じだ。

しあんくれーる

Champ Clair       (京都)

Champ Clair

Champ Clair

Champ Clair

Champ Clair

Champ Clair

Champ Clair


人にもらったマッチ。

あの、高野悦子「二十歳の原点」にもよく出てきた超有名な老舗だが、行ったことは無い。

1956年4月オープンということで、京都でも草分け的な存在でアンティークな店内だったようだ。

一階がクラシック喫茶で二階がジャズ喫茶だったそうで

「ChampClair」というのはフランス語で、「明るい草原」というような意味だそうだが、高野悦子の時代には70年安保前の闘争に煮詰まった若者が頭を抱えてジャズを聴いていたのだろう。

そういう意味では俗説の「思案暮れる」というのが似合っているのかもしれない。

伝説の存在ながら現在は存在しない。


しあんくれーるのメニュー(年代不明)

しあんくれーるのメニュー(年代不明)


グッドベイト

Good Bait       (愛知県・知立市)

Good Bait

Good Bait

Good Bait

Good Bait


これも、タッチモ様よりお送り頂いた画像です。
表と裏のデザインが全く違うようです。
こちらのお店は、1974年オープンの老舗ですが今もしっかり頑張っておられるそうで、
アナログレコードのコレクションが1万2千枚以上もあるそうです。

がらん

GARAN    (伽藍)   (東京・浅草)

がらん

がらん

がらん

がらん


浅草・雷門の、近来珍しい硬派大音量の正統派ジャズ喫茶。
神保町「喫茶去」の先代オーナーに頂いたマッチです。
ぜひお勧めと言われていたのになかなか行けず、そのままになっていました。
14年間続いてファンも多いお店だったようですが、残念ながら、2008年9月12日閉店。

さんじぇるまん

St.Germain       (東京・高円寺)

St.Germain

St.Germain

St.Germain

St.Germain


高円寺南口・エトワール通りにあったサンジェルマンのマッチ。
Hさんの寄贈画像です。
1966年オープン、1982年に閉店のお店。

店舗の内装などのデザインは、まだ慶大の学生だった景山民夫(作家・故人)と高平哲郎(エッセイスト)によるそうで、マッチも、彼らのデザインではないかということです。