DOWN BEAT (横浜)
これもWEB読者T様からの寄贈マッチ。
「ちぐさ」と並び横浜・桜木町の老舗店で、1956年創業というからすごいですね。
しかも現在もライブなど活発に行われている現役バリバリ。
ジャズの街・横浜にいつまでも灯を点しつづけていただきたいものです。
マッチはビロードのようなシックな起毛表面に型押しの文字。
ダウンビートの黒バージョン。
色が違うだけでなく、どういう訳か「SNACK TIME」の文字の置き位置が違う。
赤と同様起毛の表面に文字は金押しである。
Seiyou-Kojiki (東京・吉祥寺)
吉祥寺のジャズ文化を作ってきた野口伊織氏の店のひとつ。
ジャズ喫茶というより、ジャズの流れる飲食のお店で、ヴォーカルのコレクションが多かったようだ。
といっても、行ったことはないのだが。
白山・映画館さんより貰い物の画像。
SWAN (新潟市)
JAZZ喫茶「映画館」さんに頂いたマッチ。
新潟市の老舗ジャズ喫茶。
昭和38年オープンというから新潟では元祖のようなお店なのだろう。
行ったことはないが昔から名前は有名なので知っていた。
今も現役のお店でHPもあり、すごいペースでライブスケジュールが有るようです。
1965年ごろからの老舗JAZZ喫茶。
店の場所は開店以来3-4回変わったようだが、ここにできる前の、所沢駅前が再開発中のときのお店には何度か行ったことがある。
現在は西武線・新所沢駅すぐ前の住宅地の入り口にこじんまりとした店を構える。
店内には古き良きJAZZ屋の好ましい雰囲気をたっぷり残している。
フロアは狭いながら、かなりのペースで頻繁に夜のライブが行われている。
お店の入り口に懸かる看板。
「JAZZ CORE IN THE 60’S」の文字が見える。
店の入り口はビルの正面通路からもあり、そちらには路面の立て看板が置いてあります。
この画像は、2001年7月取材によるものです。
photo by Nekosennin July.2004
[map addr=”埼玉県所沢市緑町1-18-1″ width=”100%” height=”400px” zoom=”17″]
SWAN (所沢市)
埼玉県の新所沢駅そばにあるこじんまりとしたお店。
以前は所沢駅前の再開発地に仮店舗らしき状態でやっていて、偶然見つけて入ったらDon Cherryのチベット音楽がかかっていて驚いた記憶がある。
その後現在の場所で営業しているが、古くは別の場所で昭和40年開店の老舗です。
現在、マッチは無いようですが、当サイトを見た奇特な方が昔のマッチを寄付してくださいました。
トレードマークの「耳に喇叭のおじさん」が、いい味出してます (^^)
ちなみに、マッチのパターンは3種類ぐらいあったようです。
このお店は毎週ライブもやっている現役ばりばりのお店です。
地域でがんばっているお店がまだまだ在るのは心強いですね。
この「SWAN」のマッチは、deraさんのご提供によるものです。
deraさん、ありがとうございます。
最近、また別の方からご提供いただいた画像では、ロゴが緑色のバージョンがありました。
SMILE (東京・御茶ノ水)
当サイト読者の47さんから、「スマイル」のお便りをいただき、マッチの画像をいただきました。
昔、御茶ノ水にあったお店で、現在のミナミスポーツあたりの裏手らしい。
名物ママさんの居た小さなお店のようです。
少なくとも20年前ぐらいには無くなってしまったようですが、新宿に移ったという話もあります。
ここは昔かすかに名前だけ記憶にあるような気がする、という程度で、仙人は行ったことはありません。
イラストの脇に、「IKUO NISHIMURA」という名があります。
イラストレーター西村郁雄氏の名でしょうか。
シンプルですっきりしたデザインです。
この「SMILE」のマッチ画像は、47さんのご提供によるものです。
47さん、ありがとうございます。
Eigakan (東京・文京区)
「映画館」は、昭和51年から営業を続ける老舗。
場所柄、メジャーな名前ではないがこだわりのオーディオとサウンドは有名。
最近は詩や朗読の世界でのイベントも多いようである。
昔のJAZZ喫茶マッチの画像をお送りいただくなど、メールではお世話になりながら行ったことがなかった、白山・映画館。
先日、仕事の帰りにようやくお邪魔することができました。
都営地下鉄、三田線の白山駅からすぐ、白山神社のすぐそばです。
暗い路地に下りる小さな階段を降るとすぐありました。
「映画館」の電飾看板が煌々として、ジャズ喫茶という感じはしにくいかも。
こじんまりとしたレトロな入り口です。
ひと昔前の小さなスナックとでもいうか、正直いってあまり冴えないエントランスです。
ガラス戸で中が見えるので、初めてでも入りにくいお店ではありません。
訪問した夜は雨でしたが、この路地も含め雨の夜が似合う風情で味があります。
正面のスピーカーシステム。
ホーンユニットが幾つも積み重なり、何やらコイルやパーツがそこかしこに。
客席にミキサーコンソールがあるのはどういう訳?
いかにも「マニアック」を感じてしまいます。
しかしその音はうるさ過ぎず、小さからず、流石に温かみと艶のある素晴らしい音色です。
ふくらみのあるライブ感に富んだ音、とでもいうべきでしょうか。
しゃかしゃかした今風のデジタルなサウンドの対極で落ち着きます。
これが噂の管球アンプとそのシステム。
CDをかけてもデジタル的に感じない秘密はこの辺にあるのでしょうか。
不思議に電子機械を感じさせないウッディーなオーディオシステムです。
あちこちに古い映写機や映画機材、書籍類などで埋まった店内。
レトロでアンティークな雰囲気の店内はたいへん居心地のよい落ち着きの空間です。
といっても、全然気取ったアンティークではなく、どちらかというと雑然とした安らぎというか…
もちろん、昔の頭を抱えるジャズ喫茶ではなく、自分の時間をしっかり過ごせるスペース。 お酒も揃っていて安い。
古い映画のポスター、古びた小物類。
けばけばしいモノ、光りモノのない内装で、その音と同じく温かみと艶を感じる室内。
古きよき時代の「書斎」という感じもします。
いつもこの辺に寝ているはずの名物猫君はお出かけだそうで、会えなかったのが心残り。
また今度お会いしに行きましょう。
ちなみに、一見怖そうなマスターは実は優しい方なのでご安心を (^^)
貴重な昔のマッチをお譲り頂きました。
ありがとうございました!
*この画像は、2004年6月の取材です。
追伸:
後日、また行ったときには名物猫の「オイ」君に会うことができました。
人懐っこく、椅子の上でよく眠っていました。
しかし、残念ながら2006年オイ君は亡くなったそうです。
ご冥福をお祈りします
[map addr=”東京都文京区白山5-33-19″ width=”100%” height=”400px” zoom=”17″]
SWING (東京・水道橋)
水道橋駅そばにあった、オールドジャズの老舗、スイング。
開店が1957年とのことですから、「超」のつく老舗です。
1970年代初めには村上春樹氏が従業員として働いていたようです。
神保町界隈をよく歩いていたので、当然名前は知っていましたが、トラディショナル・ジャズのお店と聞いていたので、 当時フリーがかったジャズを深刻風に聞くのを信条としていた若気の至りで足が向かなかった。
そうこうしているうちに、1985年ごろに駅前の再開発で飯田橋に移転となり、1991年に閉店されたそうです。
マッチ画像は、白山の「映画館」さんにお送りいただいたものですが、いかにも古きよき時代ふうのデザインですね。
SWING (東京・渋谷)
渋谷・百軒店にあった老舗の店。
「ムルギー」のカレーを食べてから、はす向かいのこの店でアイスコーヒーをよく飲んだものだ。
その後東急ハンズの裏手のビルの2階でジャズのビデオを流す店として営業していたが、それも閉店してしまったようだ。
マッチは同デザインで普通サイズと大判とがある。