
Orenco Scout
オレンコ・スカウト
1918年アメリカ
単発・単座戦闘機。
全長:5.70m、全幅:7.92m、全備重量:507kg
エンジン:ル・ローン 80HP、武装:7.7mm機関銃×1、
最高速度:157km/h
ル・ローン回転星型9気筒で、ソッピース・パップと良く似た機体。
大きなカウリング前面には冷却のためか、12個の丸い穴が並んでいる。
Orenco Scout USA
Orenco Scout
オレンコ・スカウト
1918年アメリカ
単発・単座戦闘機。
全長:5.70m、全幅:7.92m、全備重量:507kg
エンジン:ル・ローン 80HP、武装:7.7mm機関銃×1、
最高速度:157km/h
ル・ローン回転星型9気筒で、ソッピース・パップと良く似た機体。
大きなカウリング前面には冷却のためか、12個の丸い穴が並んでいる。
Orenco Scout USA
Loening M8
ローニング M8
1918年アメリカ
単発・単座偵察機。
全長:7.31m、全幅:9.98m、全備重量:1074kg
エンジン:Hispano-Suiza 300HP、武装:機関銃×2、
最高速度:232km/h
最初はライトの会社から始まり、マーチンの技術者だった、Grover Loeningの手による、最初のアメリカオリジナル戦闘機のひとつ。
なかなかモダンなデザインの複座の肩翼機で、強力なイスパノエンジンを搭載し高性能だったようである。
そのため、1918年には5000機の生産命令が出たが戦争終結によりキャンセルされ、実際に製造されたのは5-6機のようだ。
Loening M8 U.S.A
Curtiss 18T
カーチス 18T
1919年アメリカ
単発・単座戦闘機。
全長:7.15m、全幅:9.72m、全備重量:1315kg
エンジン:カーチス 400HP、
最高速度:262km/h
大戦最末期に試作され、戦いには間に合わなかったが終戦直後には、スピードレーサーとして活躍した、当時最速の機体。
400馬力のV型12気筒エンジンを搭載している。
強力なエンジンをスリムなカウリングに収めているのが速さのポイントかもしれないが、3葉はスピードには不利なように思うのだが。
Curtiss 18T USA
Curtiss S-3
カーチス S3
1917年アメリカ
単発・単座戦闘機。
全幅:6.09m、エンジン:カーチス 100HP、
武装:7.7mm機関銃×2、
アメリカで設計された最初の単座戦闘機、カーチスSシリーズ3葉機。
水冷V8エンジンを搭載、まだ無骨なスタイルのモデルではある。
翼支柱が独特の板状になっている。
Curtiss S-3 USA
Tomas Morse S4E
トーマス・モース S4E
1917年アメリカ
単発・単座戦闘機。
全長:5.88m、全幅:6.71m、全備重量:680kg
エンジン:ル・ローン 80HP、武装:7.7mm機関銃×2、
最高速度:169km/h
モデル・S4Cを小型にしたタイプ。
ソッピース・パップと同じエンジンを使っているようだ。
上翼がテーパーしているように見える。
Tomas Morse S4E USA
Tomas Morse S4C
トーマス・モース S4C
1917年アメリカ
単発・単座戦闘機。
全長:6.03m、全幅:8.07m、全備重量:614kg
エンジン:ノーム 100HP、武装:7.7mm機関銃×1、
最高速度:161km/h
第一次大戦中にアメリカで設計・製作された代表的戦闘機。
ソッピース・キャメルによく似ている。
エンジンも同じ回転星型9気筒を使用している。
Tomas Morse S4C USA
Caproni Ca.20
カプローニ Ca20
1914年イタリア
単発・単座戦闘機
全長:7.92m、全幅:8.36m、重量:350kg
エンジン:?、武装:7.7mm機関銃×1、
最高速度:166km/h
第二次大戦でジェット機を作ったカプローニは意外と古く、ライト兄弟の7年後には飛行機を生産していた。
第一次大戦でのカプローニは爆撃機で有名だが、偵察機として作られたCa18の派生モデルであるこのCa20は、1914年でも前半の第一次大戦勃発前に作られた世界初の戦闘機と考えられている。
単葉の主翼を支えるポストの上に機関銃をセットしてプロペラ回転面を避け、史上初の前方固定武装付きとなっている。
エアインテイク付の巨大なプロペラスピナーが印象的。
1機だけの試作機だが、何とその現物が今もシアトルの航空博物館に現存している。
Caproni Ca.20 Italy
Port Victoria P.V.7
ポート ビクトリア P.V.7
1917年英国
単発・複葉試作機。
全長:4.55m、全幅:5.49m、全備重量:223kg
エンジンABC Gnat 水平対向2気筒 35HP
武装:0.303in ルイス銃x1
最高速度:137km
Grain Kittenの愛称をもつ、たいへん小型の海軍試作機。
海軍の駆逐艦に搭載するための、たいへん小型軽量の専用機だが、プロトタイプ1機に止まっている。
駆逐艦の艦首に設けた短いプラットフォームで運用し、ドイツの飛行船を迎撃するつもりだったらしいが、うまくいかなかったようだ。
人と一緒に写っている写真が存在するが、まるで縮小版のレプリカ・ULプレーンのようで、軍用機とは思えない大きさである。
35hpの2気筒エンジンで、1917年の段階で戦争に使おうというのは無理があると思う。
Port Victoria P.V.7 Great Britain
ボールトン&ポール・ボボリンク
1918年 イギリス
単発・単座戦闘機。
全長:6.10m、全幅:8.84m、全備重量:904kg
エンジン:ベントレーBR2 230HP、武装:7.7mm機関銃×2、
最高速度:201km/h
第二次大戦では動力銃座搭載の駄作戦闘機で有名な、ボールトン&ポール社の最初の戦闘機。
外見で見るかぎり、常識的な設計の機体のようだが、緊急時に燃料タンクを投棄できるアイデアが搭載されていたらしい。
当社はソッピースやRAFの機体生産を請け負っており、この機体の性能や評価は不明。
戦争終結の年でもあるためか、試作1機しか作られなかったようだ。
ちなみに「ボボリンク」とは、ムクドリに近い種類の鳥の名前。
Boulton-Paul Bobolink Britain
Supermarine N1b Baby
スーパーマリン N1b ベビー
1918年イギリス
単発・単座戦闘機。
全長:7.9m、全幅:9.15m、全備重量:1055kg
エンジン:150hp Hispano-Suiza、武装:-
最高速度:188km/h
ペンバートン・ビリングによるスーパーマリン社は、第一次大戦中、各種の飛行艇や水上機を手がけているが、ほとんど試作の域のものが多かったようである。
「ベビー」の愛称のこのモデルは、イタリア機を思わせる小型の小粋な感じの木製ボディーの戦闘飛行艇だが、実際には採用されなかった。
艦載仕様らしく、主翼はそのまま後方に折りたまるようになっている。
水平尾翼は水面の飛沫を考慮して、垂直尾翼の上にT字型に配置されている。
Supermarine Baby Britain
Armstrong-Whitworth Armadillo
アームストロング・ウィットワース アルマジロ
1918年
単発・単座戦闘機
全長:6.1m、全幅:8.38m、全備重量:861kg
エンジン:B.R.2 220HP、
最高速度:224km/h、武装:7.7mm機銃×2
特異な形のカウリングが特徴的な機体。
ヴィッカース機銃もカウリングの中に組み込んである。
また、上翼がボディに直結して作られているので操縦者の上方視界は良いだろう。
スポーティーなデザインだが、実際、戦争後はスポーツ機としても使われたようである。
Armstrong-Whitworth Armadillo Britain
Austin AFT3 Osprey
オースチン オスプレイ
1918年 イギリス
単発・単座戦闘機。
全長:5.36m、全幅:7.01m、全備重量:856kg
エンジン:Bentley B.R.2 230HP、武装:7.7mm機銃×3
最高速度:190km/h
1818年という、三葉機がすでに旧式になりつつある時期に試作されたモデル。
同時期の競合機種、ソッピース・スナイプが優秀だったため採用されなかった。
結果的に1機限りしか作られなかったようである。
エンジンは強力なようだがさほど性能は発揮できなかったらしい。
機銃が3丁ということだが、どのように配置されていたのだろうか?
Austin AFT3 Osprey Britain
Austin-Ball A.F.B.1
オースチン-ボール A.F.B.1
1916年イギリス
単発・単座戦闘機。
全長:6.55m、全幅:9.14m、全備重量:942kg
エンジン:Hispano-Suiza 200HP、武装:7.7mm機関銃×2、
最高速度:222km/h
オースチンモータースと英国のエースパイロット「アルバート・ボール」共同開発の戦闘機。
強力な8気筒イスパノエンジンを搭載し、高速重戦闘機として性能は悪くなかったようだが、 すでにキャメルとSE5aが主力配備されはじめていたため採用されなかった。
このころの機体としては珍しく、プロペラシャフトを通して発射する軸内機銃を搭載している。
Austin-Ball A.F.B.1 Britain
Sopwith Snapper
ソッピース・スナッパー
1919年イギリス
単発・単座戦闘機。
全長:6.27m、全幅:8.53m、全備重量:993kg
エンジン:A.B.C Dragonfly I 320HP、武装:7.7mm機関銃×2、
最高速度:225km/h
大戦末期の、最後のソッピース・シリーズ。
3機のプロトタイプに終わったがブルドッグなどと非常によく似ている。
やはり固定式大出力のエンジンを搭載している。
Sopwith Snapper
Sopwith Snark
ソッピース・スナーク
1918年イギリス
単発・単座戦闘機。
全長:6.25m、全幅:8.08m、全備重量:1036kg
エンジン:A.B.C. Dragonfly I 320HP、武装:7.7mm機銃×6、
最高速度:209km/h
大戦末期に試作された三葉のプロトタイプ重戦闘機。
木製モノコック構造の機体で、たいへんな重武装である。
エンジンもたいへん強力で、写真でみるとどうやら固定星型エンジンである。
さすがにこんなハイパワーな大型エンジンになるとロータリータイプには無理があるのだろう。
実際にはエンジン、機体とも問題・トラブルが多かったらしく、試作3機のみとなっている。
Sopwith Snark Britain
Sopwith Snail
ソッピース・スネイル
1918年イギリス
単発・単座戦闘機。
全長:5.79m、全幅:7.72m、全備重量:871kg
エンジン:A.B.C. Wasp I 170HP、武装:7.7mm機銃×2、
最高速度:185km/h
大戦末期のプロトタイプ重戦闘機。
このころ以降主力となってくる固定星型のワスプエンジン装備で、時代は早くも次世代の飛行機になりつつあったようだ。
試作2-3機のみだったようだが、どうやら失敗作だったらしく、中途で開発放棄されている。
合板モノコック構造胴体で独特の雰囲気をもつデザイン。
機種のエンジンカウルあたりの形がスネイル(カタツムリ)なのだろうか。
Sopwith Snail Britain
Sopwith Swallow
ソッピース・スワロー
1918年イギリス
単発・単座戦闘機。
全長:5.72m、全幅:8.79m、全備重量:644kg
エンジン:Le Rhone 110HP、武装:7.7mm機銃×2、
最高速度:182km/h
ソッピース・キャメルの胴体に新規のパラソル翼を備えた大戦末期の新開発機。
しかし、すでに本格生産に入っていたスナイプより少し遅いくらいの性能で、期待されたパフォーマンスは無かったようだ。
結局、1機しか作られなかったらしい。
Sopwith Swallow Britain
Sopwith Scooter
ソッピース・スクーター
1918年イギリス
単発・単座試作機。
全長:?m、全幅:?m、全備重量:?kg
エンジン:Clerget 130HP、武装:無し、
最高速度:?km/h
パラソル翼のかなりモダンなデザインに見えるが、よく見ると支柱から張り線で翼を吊っている。
ソッピースの中でも聞きなれない名前だが、これは「スワロー」開発のための臨時試作機である。
機体のスペックは不明だが、キャメルの胴体を使用しているらしい。
民間機のシリアルナンバーをつけている非武装のプロトタイプ。
Sopwith Scooter Britain
Sopwith Salamander
ソッピース・サラマンダー
1918年イギリス
単発・単座攻撃機。
全長:5.94m、全幅:9.52m、全備重量:1139kg
エンジン:Bentley BR2 230HP、武装:7.7mm機銃×2、
最高速度:201km/h
ソッピース・スナイプを元に作られた地上攻撃機。
11kg爆弾4個を装備できる。
強襲攻撃向けに、胴体前方部分は10mmと6mmの鋼板で箱型に囲われていた。
スナイプとほぼ同等なのに重量がたいへん重いのはこのためである。
実戦配備を進めている間に大戦終了となり、ほとんど実戦には参加していない。
Sopwith Salamander Britain
Sopwith Dolphin
ソッピース・ドルフィン
1918年イギリス
単発・単座戦闘機。
全長:6.79m、全幅:9.93m、全備重量:889kg
エンジン:イスパノスイザ 200HP、武装:7.7mm機関銃×2-4、
最高速度:194km/h
キャメルやスナイプなどとは別系列の水冷V8エンジン搭載の機種。
斜め機銃を搭載した夜間防空戦闘機であり、WW2の日本軍でもよくあった戦術向けである。
この時代も爆撃機の一番防御が弱いのが斜め下後方だったのだろう。
主翼の下翼の方が前に出ている逆スタッガー式デザイン。
Sopwith Dolphin Britain
Sopwith Snipe
ソッピース・スナイプ
1918年イギリス
単発・単座戦闘機。
全長:5.79m、全幅:9.47m、全備重量:917kg
エンジン:ベントリー 230HP、武装:7.7mm機関銃×2、
最高速度:194km/h
名機、ソッピース・キャメルをさらに改良・発展させた、大戦末期のモデル。
ハイパワー・エンジンの搭載で高速により運動性、耐久性も高く、当時最新鋭の最強クラスの戦闘機だが、 大戦終結直前の配備ということで実際に活躍した例はあまり多くはないようである。
主翼の大型化と上反角により、キャメルの欠点を改良し扱いやすくなったようだが、熟練パイロットには キャメルの強烈な旋回性能の方を好む声も多かったらしい。
Sopwith Snipe Britain
Sopwith Camel
ソッピース・キャメル
1917年イギリス
単発・単座戦闘機。
全長:5.76m、全幅:8.53m、全備重量:692kg
エンジン:クレルジェ 130HP、武装:7.7mm機関銃×2、
最高速度:181km/h
連合軍を代表する主力戦闘機であり名機だが、反面、癖の強い操縦性ゆえに初心者の事故も相当多かったようである。
小型軽快な機体に重いハイパワーエンジンを搭載したことにより、エンジントルクの作用が強く旋回時の事故が多発した。
エンジンのバリエーションには110HP、130HP、150HPの3種類がある。
WWⅠファイターを代表する、もっとも複葉機らしいデザインのひとつではないだろうか。
Sopwith Camel Britain
Sopwith Pup
ソッピース・パップ
1916年イギリス
単発・単座戦闘機。
全長:5.91m、全幅:8.10m、全備重量:596kg
エンジン:ル・ローン 80HP、武装:7.7mm機関銃×1、
最高速度:159km/h
Sopwith Pup
後の名機、ソッピース・キャメルの原型となった小型・軽快な機体。
パワーは無いが軽量・小型の利点を発揮して運動性にたいへん優れていた。
その特徴をとらえて、Pup(子犬の意)と愛称された。
日本軍も輸入・採用したようである。
Sopwith Pup Britain
Sopwith Triplane
ソッピース・トライプレーン
1917年イギリス
単発・単座戦闘機。
全長:5.73m、全幅:8.08m、全備重量:697kg
エンジン:クレルジェ 130HP、武装:7.7mm機関銃×1、
最高速度:185km/h
ソッピース・パップをベースに作られた有名な三葉機。
運動性と上昇性能にたいへん優れ、軽快な格闘性能でアルバトロスD3あたりの強敵となった。
英国海軍航空隊で活躍、また、英国のカナダ人部隊による黒塗りのトライプレーン・チームが活躍して有名になった。
配備されていた期間は意外と短いが、すぐ後のフォッカーDr.1に影響を与えたといわれている。
そういえばDr.1では赤塗りの”フライングサーカス”が有名だがこれも真似たのだろうか?
Sopwith Triplane Britain