De Havilland SE5a (USA)

De Havilland SE5a USA

De Havilland SE5a USA

デ・ハビランド SE5a

1918年アメリカ
単発・単座戦闘機。
全長:6.41m、全幅:8.15m、全備重量:956kg
エンジン:イスパノスイザ 200HP、武装:7.7mm機関銃×2、
最高速度:205km/h

これはもちろん英国の主力高性能戦闘機だが、アメリカ陸軍でも採用されている。
WWⅠでも最強の機体のひとつであり、高速で、上昇力、急降下ともに優れていた。

スパッドとともに米陸軍の主力のひとつでもある。

De Havilland SE5a USA

Paccard le perrel C11

Paccard le perrel C11

Paccard le perrel C11

パッカード・ルペール C11

1918年アメリカ
単発・複座戦闘機。
全長:7.74m、全幅:11.85m、全備重量:1700kg
エンジン:リバチー 400HP、武装:7.7mm機関銃×4、
最高速度:214km/h

大戦末期に出現した高性能複座重戦闘機。

V型12気筒400馬力の強力なエンジンを搭載し、1920年に世界高度記録を樹立。

パッカードとはいえ、設計はフランス人でダブルネームとなっている。

Paccard le perrel C11 USA

Boeing MB3A

Boeing MB3A

Boeing MB3A

ボーイング MB3A

1921年アメリカ
単発・単座戦闘機。
全長:6.10m、全幅:7.92m、全備重量:930kg
エンジン:ライト・イスパノ 300HP、武装:7.7mm機関銃×2、
最高速度:225km/h

強力なイスパノV8エンジンを搭載した高速機。
本当はトーマス・モースの機体だが、MB-2とMB-3はボーイングでも生産されている。

原型は大戦末期の1919に出来ているが、実際に配備されたのは終戦後となった。

Boeing MB3A USA

Orenco Scout

Orenco Scout

Orenco Scout

オレンコ・スカウト

1918年アメリカ
単発・単座戦闘機。
全長:5.70m、全幅:7.92m、全備重量:507kg
エンジン:ル・ローン 80HP、武装:7.7mm機関銃×1、
最高速度:157km/h

ル・ローン回転星型9気筒で、ソッピース・パップと良く似た機体。
大きなカウリング前面には冷却のためか、12個の丸い穴が並んでいる。

Orenco Scout USA

Loening M8

Loening M8

Loening M8

ローニング M8

1918年アメリカ
単発・単座偵察機。
全長:7.31m、全幅:9.98m、全備重量:1074kg
エンジン:Hispano-Suiza 300HP、武装:機関銃×2、
最高速度:232km/h

最初はライトの会社から始まり、マーチンの技術者だった、Grover Loeningの手による、最初のアメリカオリジナル戦闘機のひとつ。

なかなかモダンなデザインの複座の肩翼機で、強力なイスパノエンジンを搭載し高性能だったようである。
そのため、1918年には5000機の生産命令が出たが戦争終結によりキャンセルされ、実際に製造されたのは5-6機のようだ。

Loening M8 U.S.A

Curtiss JN-4 “Jenny”

Curtiss JN-4 "Jenny"

Curtiss JN-4 “Jenny”

カーチス JN-4 「ジェニー」

1916年アメリカ
単発・複座練習機。
全長:8.33m、全幅:13.3m、全備重量:967kg
エンジン:Curtiss OX-5 90HP、
最高速度:120km/h

アメリカはWW1開戦時点までは完全に航空後進国という感じだった。

大戦勃発時の航空兵力は旧式の寄せ集め55機のみという、アメリカとも思えない状況だった。
大戦中もほとんどフランスからの輸入戦闘機でまかなっていたのが現状である。

唯一大量生産された国産機が、このカーチス練習機。
航空界に遅れてきたとはいえ、さすがに日の出の勢いの大国アメリカで、この1機種が合計6500機も生産された。

アメリカらしく、航空機の民間需要がたいへん多かったのだろう。
戦争が終わり、軍隊から放出された大量の「ジェニー」はアメリカ全土で自家用機として使われ、空中サーカスの定番機にもなった。

Curtiss JN-4 USA

Curtiss 18T

Curtiss 18T

Curtiss 18T

カーチス 18T

1919年アメリカ
単発・単座戦闘機。
全長:7.15m、全幅:9.72m、全備重量:1315kg
エンジン:カーチス 400HP、
最高速度:262km/h

大戦最末期に試作され、戦いには間に合わなかったが終戦直後には、スピードレーサーとして活躍した、当時最速の機体。

400馬力のV型12気筒エンジンを搭載している。
強力なエンジンをスリムなカウリングに収めているのが速さのポイントかもしれないが、3葉はスピードには不利なように思うのだが。

Curtiss 18T USA

Curtiss S-3

Curtiss S-3

Curtiss S-3

カーチス S3

1917年アメリカ
単発・単座戦闘機。
全幅:6.09m、エンジン:カーチス 100HP、
武装:7.7mm機関銃×2、

アメリカで設計された最初の単座戦闘機、カーチスSシリーズ3葉機。

水冷V8エンジンを搭載、まだ無骨なスタイルのモデルではある。
翼支柱が独特の板状になっている。

Curtiss S-3 USA

Tomas Morse S4E

Tomas Morse S4E

Tomas Morse S4E

トーマス・モース S4E

1917年アメリカ
単発・単座戦闘機。
全長:5.88m、全幅:6.71m、全備重量:680kg
エンジン:ル・ローン 80HP、武装:7.7mm機関銃×2、
最高速度:169km/h

モデル・S4Cを小型にしたタイプ。

ソッピース・パップと同じエンジンを使っているようだ。
上翼がテーパーしているように見える。

Tomas Morse S4E USA

Tomas Morse S4C

Tomas Morse S4C

Tomas Morse S4C

トーマス・モース S4C

1917年アメリカ
単発・単座戦闘機。
全長:6.03m、全幅:8.07m、全備重量:614kg
エンジン:ノーム 100HP、武装:7.7mm機関銃×1、
最高速度:161km/h

第一次大戦中にアメリカで設計・製作された代表的戦闘機。

ソッピース・キャメルによく似ている。
エンジンも同じ回転星型9気筒を使用している。

Tomas Morse S4C USA