Nieuport 11

Nieuport 11

Nieuport 11

ニューポール 11

1915年フランス
単発・単座戦闘機。
全長:5.64m、全幅:7.52m、全備重量:480kg
エンジン:ル・ローン9C 80HP、武装:7.7mm機関銃×1、
最高速度:156km/h

ニューポール10をより小型に純然たる単座機として開発され、小型だったことから「ベベ」(ベビー)という愛称をもっている。

下翼幅が上翼の半分しかない、いわゆる1葉半の典型的な機体で、軽快だが機体強度はやや弱かった。

まだこの段階ではプロペラ同調機銃がなかったので、上翼上に機銃を装備している。
だが、同時期のライバル、フォッカーE3あたりよりも機体性能は優っていたので後に同調機銃を搭載するとフォッカーを駆逐することとなる。

また、独軍の気球や飛行船を迎撃するロケット弾搭載部隊も有名である。
この機体スタイルを確立した名機のひとつとはいえるだろう。

ロシア、オランダ、スペインなどでライセンス生産され、ドイツ軍にもコピーされている。

Nieuport 11 FRANCE