エトリッヒ=ルンプラー ”タウベ”
1914年ドイツ
単発・複座偵察機。
全長:10.0m、全幅:14.5m、全備重量:1,086kg
エンジン:Mercedes D.I 100HP、
最高速度:96km/h
“タウベ”はドイツ語で鳩のこと。
オーストリーのエトリッヒが考案した鳩の形のこの機体は、黎明期の航空機の面影を多く備えたモデルだが、オーストリー・ハンガリー帝国とドイツで多くのメーカーによって生産された大ベストセラーだった。
ルンプラー以外にも、アルバトロス、ゴータ、ハルバーシュタット、LVG、DFWなど、数多くのメーカーで作られ、多くのバリエーションがある。
大戦最初期のころに偵察機として大活躍したが、戦闘機の発達によって1915年には戦線から退いた。
日本軍が中国・青島戦に投入したファルマン機を悩ませたドイツ機としても有名。
Etrich Taube Germany