SIEMENS-SCHUCKERT D2

SIEMENS-SCHUCKERT D2

SIEMENS-SCHUCKERT D2

ジーメンス・シュケルト D2

1917年ドイツ
単発・単座戦闘機。
全長:、全幅:、全備重量:不明
エンジン:Siemens-Halske Sh.3 160HP、
最高速度:不明

半モノコック構造の円筒形胴体を備えた機体。
次に続くD3のプロトタイプとして翼の違う機体が6機作られた。

最大の特徴は、強力なジーメンス・ハルスケエンジン。
この当時の星型エンジンは、シリンダーヘッドなどの本体がプロペラと一緒に回る「ロータリー式」だが、この方式の最大の欠点はエンジンが大型・強力になるほど回転トルクの機体に及ぼす悪影響が深刻になってしまうことである。

ジーメンスのこのエンジンは、ギアを介してエンジンとプロペラを逆方向に回転させトルクを打ち消す方式を実用化している。
それにより優れた上昇性能を発揮でき、D3、D4の開発へと続いたのである。

SIEMENS-SCHUCKERT D.II Germany