(はしだてしょうにゅうどう)
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埼玉県秩父市 (全長140m 観光部分?m 高低差33m)
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8月の暑い日に、涼を求めて橋立鍾乳洞に行ってきました。
秩父28番札所・石龍山橋立堂の後ろにそびえる巨大な岩壁に感動。 よくこんな所にお堂を建てたものです。
鍾乳洞は、立体迷路式の構造を下から上にひたすら登ってゆくという形でなかなか面白いです。
ただ、下部では外壁の風化が進んでいるために所々風穴が開いて外光が差し込んでいる所も多く、そのためすぐ近くを通る新しいバイパスの橋の車の音が聞こえるのが残念。
洞内の気温も思ったより高くやや蒸し暑い感じでした。
上下の出入り口が開放された竪穴なので煙突のように空気が抜けやすいのでしょう。
洞内の乾燥が進んでいて雰囲気はイマイチという感じで、鍾乳洞としては老年期ということかもしれません。
外界と繋がっている部分が多いせいか、電灯の当たらない暗がりをヘッドランプで覗いてみるとあちこちにカマドウマの群れが(^^;
まあ、フローストーンなどもそれなりに見られるし、東京近郊で手軽に味わう鍾乳洞としてはいいんじゃないでしょうか。
暑い日だったので、入り口の茶店で味わった十割の手打ちそばと冷えたビールは最高でした(^^)
2002 by 猫仙人
秩父札所第28番、石龍山橋立堂の裏手には巨大な石灰岩の岩壁が。
この岩体の中に鍾乳洞が隠れている。
鍾乳洞の入り口は少し下っていったところ。
つまり、竪穴の底から上に向かって巡回するかたちになっている。
洞内の二次生成物はあまり豊富とはいえないが、きれいなフローストーンもある。
竪穴なので、内部は急な階段の連続。
お年寄りにはかなり厳しいかも。
登りきったところが出口になっている。
高度差は33mとのことである。