ケービングに興味はあるけれど、そんな根性は無い!という貴方に
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「洞窟探検」なんと素朴なロマン溢れる言葉だろう。
ジュール・ベルヌやハガードの小説からインディー・ジョーンズまで、昔から冒険モノの定番である。
また、あの怪しい「川口探検隊」を思い出す方も多いだろう。
誰でももっている、「怖いもの見たさ」の欲求をかなえる行為であると同時に、地学や生物学などの高度に知的な部分ももち、スポーツ的でもある。
閉鎖空間だけに、登山やロッククライミングでは考えられない「先の読めなさ」が魅力と同時に怖さでもある。
本格的なケービングや大洞窟の探検は生命の危険をかけた行為であり、実際に遭難事故なども起きている。
興味はあるけれど、怖い思いはしたくない、というのが一般的な感覚であろう。
筆者も「仙人」というぐらいで洞窟には昔から興味津々だが、本当のハードなケービングにはどうも心理的に向かないような気がしているので、観光洞窟を覗いてお茶を濁しているのである。
いわば、「アームチェア・ケイバー」とでもいうようなものである。
最近、機会があって龍泉洞をはじめいくつかの観光洞に意識的に行っているのでWEBにまとめてみようと思った次第である。
気持ちと口先だけは本格ケイバー、探検家のつもりだが、実際は軟弱なおじさんの観光洞探訪記なので勘違いしないように。
by 猫仙人
>>> 洞窟とは?