徳蔵寺板碑保存館に安置されている元弘の碑には、小島法師が著したといわれる「太平記」・・・(1370年頃加筆完成)の記述を裏づけるように、新田の将士、斉藤氏3人の討死者名が刻まれ戦史を実証している板として有名である。
国の重要文化財となっている板碑は、もと八国山中腹の永春庵にあったが、庵と共に、徳蔵寺に移された。
この石碑は、戦死者の供養を託された永春庵(元来板碑があった)の地を顕彰するため、当時の埼玉県吾妻村史蹟保存会によって昭和10年に建てられたもの。
これが「板碑」なのではありません。