八国山最高点?

八国山の実際の最高点はおよそ101mということを、以前書きましたが、その地点はこんな感じです。
都県境尾根から、ひだまり広場の方へ降りてゆく道が乗り越えていきます。
別に何の目印もなく、ピークというわけでもないので、普通判りません。

八国山最高地点付近

八国山最高地点付近

いずれアヤメかカキツバタ(2)

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ハナショウブ、アヤメ、カキツバタの見分けが、以前話題になりましたが、今回は葉の写真を入手しましたので、葉の違いを見てみたいと思います。
花が咲いていなくても、または花の色や柄によって見分けが難しい場合に、葉によって見分ける方法があります。

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遠めには、ハナショウブ、アヤメ、カキツバタ、そしてショウブは、どれも似たような葉でぱっと見にはまず判りません。
しかし、手にとってその表面を見ると、若干違いがあるのです。
それは、細長い葉の中心に盛り上がる主脈があるかないかということです。

すなわち、ハナショウブ=主脈がはっきりある。アヤメ=主脈が少し出ている。カキツバタ=主脈が無い。ショウブ=主脈がはっきりある。
アヤメは陸生であるから、同じ湿地中にあって一番わかり難いハナショウブとカキツバタの違いは葉の主脈の有無で判るというわけです。
ただ、ハナショウブとショウブ(サトイモ科)は、葉がそっくりだから同じ名前になったわけですから、もし同じような場所に生えて花がないときだったら、見分けが難しいでしょうね。

ハナショウブの葉 主脈がはっきり入っている

ハナショウブの葉
主脈がはっきり入っている

アヤメの葉 主脈はあるが盛り上がりがすくない

アヤメの葉
主脈はあるが盛り上がりがすくない

カキツバタの葉 主脈がなく平たい

カキツバタの葉
主脈がなく平たい

ショウブの葉(菖蒲湯のショウブ) 主脈がはっきり有る

ショウブの葉(菖蒲湯のショウブ)
主脈がはっきり有る