ヒヨドリジョウゴ 投稿日時: 2020年5月26日 投稿者: 妖猫 ヒヨドリジョウゴ (ナス科ナス属)【鵯上戸】 (Solanum lyratum) 2016/09 東村山八国山 「イヌホウズキ」などにもちょっと似た、ナス科の花ですが、もっと小さく花弁が完全にそっくり返っている点が違います。 また、よく見ると白い花弁の付け根に鮮やかな緑の点があります。 林縁で他の植物にからみつくツル性で、人里にも侵入します。 晩秋から冬には真っ赤な実が生り、ヒヨドリが好むと言われますが毒性があります。 2016/09 東村山八国山
ヤマザクラ 投稿日時: 2020年5月26日 投稿者: 妖猫 ヤマザクラ (バラ科サクラ属)【山桜】 (Cerasus jamasakura) 2015/04 八国山 関東以南に分布する、日本古来の野生サクラで、江戸時代以前に愛でられた桜は本種です。 白い花が咲くのと同時に赤っぽい若葉が出るのが特徴。 2015/04 八国山
エゴノキ 投稿日時: 2020年5月26日 投稿者: 妖猫 エゴノキ (エゴノキ科エゴノキ属) (Styrax japonicus) 2015/05 八国山 雑木林のわりあい日当たりの良いところに生える樹木ですが、公園の植樹にも見られます。 初夏に白い花が吊り下がる形で咲き、最盛期には密に鈴なりになります。 5裂の星型の花は、その形のままで散って落ちてくるので、林内でもこの樹の周りの地面が白く覆われ、存在がすぐ判ります。 花の後には、緑のサクランボのような実がなります。 この実の果皮にはエゴサポニンという有毒物質が含まれます。 2015/05 八国山
ヤマツツジ 投稿日時: 2020年5月26日 投稿者: 妖猫 ヤマツツジ (ツツジ科ツツジ属)【山躑躅】 (学名:Rhododendron kaempferi) 2020/05 八国山 日本の野生ツツジの代表種で、分布域がもっとも広いものとされています。 里山から千数百mの山地まで幅広い範囲に生育しています。 山で出会うツツジにもいろいろありますが、それぞれ独自の色合いがあるので、概ね色で判断できるのではないでしょうか。
クサギ 投稿日時: 2020年5月26日 投稿者: 妖猫 クサギ (シソ科クサギ属)【臭木】 (Clerodendrum trichotomum) 2014/08 八国山 葉をちぎって揉むと独特の臭さがあるという名称ですが、「テイカカズラ」にもちょっと似た、厚手の花が特徴的で、花はすばらしい芳香を放ちます。 実は赤黒の独特のもので、花も少ない秋の里山で、やたらに目立つ実です。 シソ科に入れられているのが不思議な感じです。
シロオニタケ 投稿日時: 2015年7月18日 投稿者: 妖猫 シロオニタケ (テングタケ科)【白鬼茸】 ( Amanita virgineoides) 東村山・八国山を散歩したら、雑木林の中にすごく目立つキノコが! 近辺の林中にあちこちあり、開き方は違えど、皆同じものらしいです。 「シロオニタケ」の仲間のようで、近縁の「コシロオニタケ」「タマシロオニタケ」と区別がつきにくいが、ツボ部分の形と全体の大きさから「シロニタケ」ということにしよう。 いずれにしても、「テングタケ科」で、毒キノコらしいです。
シュンラン 投稿日時: 2015年6月27日 投稿者: 妖猫 シュンラン(ラン科)【春蘭】 (学名: Cymbidium goeringii) 八国山で、辛うじて咲いているのに出会えました。 スミレの写真を撮っていたら、通りかかったここの林の常連らしいおじさんが、「あのへんにジジババ咲いてるよ」と案内してくれたのですが、一箇所はどうやら盗まれたあとだったようです。 この山の林はわりあい開けて乾いたところが多いので、あまり多くないかもしれません。
ヤセウツボ 投稿日時: 2015年5月27日 投稿者: 妖猫 ヤセウツボ (ハマウツボ科)【痩靫】 (学名 Orobanche minor) 外来種の寄生植物で、地中海沿岸原産。 葉緑素をもたず、ツメクサなどに寄生して栄養を得ています。 日本には戦前に入ってきたようで、今では全国的に分布、要注意外来生物に指定されています。
セリバヒエンソウ 投稿日時: 2015年5月25日 投稿者: 妖猫 セリバヒエンソウ (キンポウゲ科)【芹葉飛燕草】 (Delphinium anthriscifolium) 明治時代に中国から渡来の帰化植物で、キンポウゲ科お約束の有毒草。 小さな丈で繊細な葉とごく淡い紫で、いかにも山野草という清楚な感じですが、けっこう急速に繁殖しつつあるようです。 学名の属名にあるように、園芸植物の「デルフィニウム」の仲間。
ヒイラギナンテン 投稿日時: 2015年4月26日 投稿者: 妖猫 ヒイラギナンテン(メギ科)【柊南天】 (学名: Berberis japonica) 中国原産で公園や植え込みによく使われますが、一部野生化しているものもあるようです。 山中の林の中に生えていました。 近隣の公園や庭園の実が運ばれてきたのかもしれません。 花の雄しべを見ようとして触ったら、もう花も終わりのようでばらばらと落ちてしまいました。