ムラサキケマン(ケシ科)

ムラサキケマン(ケシ科)

迂闊なことに、今までこれはシソ科とばかり思っていました。
花の形からの連想ですが、実はケシ科だったんですね。
全草有毒。

4/1

4/1

4/1

4/1

4/1

4/1

ウグイスカグラ

ウグイスカグラ(スイカズラ科)

くすんだピンクの色合いが意外と地味なのであまり目立ちません。
先週狭山丘陵で見たのとほぼ同様の咲き具合。
同じエリアだから当たり前ですが。

4/1

4/1

4/1

4/1

初夏には赤い実がなります。鳥が喜びますが人間も食べられます。

鳥が喜ぶ実  2015年5月 八国山

タチツボスミレ

タチツボスミレ(Viola grypoceras スミレ科)

4月1日、スミレがもういろいろ出てるだろうと思い久々にちょっと散策。
案の定、丘の林内にも尾根筋にもたくさん咲いていましたが、どうも全てタチツボスミレのようで、他の種類はこれからなのか??

4/1

4/1

4/1

4/1

4/1

4/1

4/1

4/1

ヒメオドリコソウ

ヒメオドリコソウ (シソ科)【姫踊り子草】
(学名Lamium purpureum)

春を告げる「雑草」の定番ですが、ヨーロッパ原産の帰化植物です。
日本では明治時代中期以降に帰化したとされています。

同属の春の花で、雰囲気も生える場所もよく似ている「ホトケノザ」と混同している人も多いはずです。

シソ科特有の花が、軒下に咲いているか屋上に咲いているか、ですぐ区別できます。

P3310208

11026065_794217430669529_2000723560106109704_o

いずれアヤメかカキツバタ(2)

10293653_640647656026508_474383962179929572_o

ハナショウブ、アヤメ、カキツバタの見分けが、以前話題になりましたが、今回は葉の写真を入手しましたので、葉の違いを見てみたいと思います。
花が咲いていなくても、または花の色や柄によって見分けが難しい場合に、葉によって見分ける方法があります。

10329668_640648102693130_5388749523304876280_o

10321746_640648519359755_3672564883284307885_o

遠めには、ハナショウブ、アヤメ、カキツバタ、そしてショウブは、どれも似たような葉でぱっと見にはまず判りません。
しかし、手にとってその表面を見ると、若干違いがあるのです。
それは、細長い葉の中心に盛り上がる主脈があるかないかということです。

すなわち、ハナショウブ=主脈がはっきりある。アヤメ=主脈が少し出ている。カキツバタ=主脈が無い。ショウブ=主脈がはっきりある。
アヤメは陸生であるから、同じ湿地中にあって一番わかり難いハナショウブとカキツバタの違いは葉の主脈の有無で判るというわけです。
ただ、ハナショウブとショウブ(サトイモ科)は、葉がそっくりだから同じ名前になったわけですから、もし同じような場所に生えて花がないときだったら、見分けが難しいでしょうね。

ハナショウブの葉 主脈がはっきり入っている

ハナショウブの葉
主脈がはっきり入っている

アヤメの葉 主脈はあるが盛り上がりがすくない

アヤメの葉
主脈はあるが盛り上がりがすくない

カキツバタの葉 主脈がなく平たい

カキツバタの葉
主脈がなく平たい

ショウブの葉(菖蒲湯のショウブ) 主脈がはっきり有る

ショウブの葉(菖蒲湯のショウブ)
主脈がはっきり有る

トトロの木?

10177426_607332169358057_9171057279185352784_n

「となりのトトロ」後半で印象的なシーンのひとつ、さつきとメイが、お母さんの入院している「七国山病院」の病棟の窓の外から病室を覗いているところ。
二人が木の枝に腰掛けているシーンのモデルになったのがこの木という説があります。
昭和のにおいがしていた古い入院病棟は、去年全て建て替えられましたが、木は前のまま残され病棟との位置関係もほぼ同じです。
東村山の「八国山」のふもとの某病院ですが、噂は本当でしょうか。

このシーンです

このシーンです

このシーンです

このシーンです

いずれアヤメかカキツバタ

[metaslider id=191]

北山公園 菖蒲園

北山公園 菖蒲園 (6月)

「いずれアヤメかカキツバタ」という言葉は子供のころから知っていたが、アヤメやショウブはみんな似たようなものと思っていた。

東村山市のちょっとした名所となっている、北山公園の花菖蒲園は、まさに八国山の南麓の水田跡に造られていて、季節になるとツアーで見物に来る人もいるようだ。
市の広報によると、220種類8千株10万本というというから、都内にいくつかある花菖蒲園の中でもかなりな規模である。
さて、ここに植えられているのは「ハナショウブ」か「カキツバタ」で、「アヤメ」は、このような水田のようなところにはなく、陸上に生えるものだそうである。
では、いわゆる「菖蒲湯」の「ショウブ」は?というと、菖蒲は花菖蒲とは全く別の植物である。と、調べてはじめて知った。

つまり、「ハナショウブ」も「カキツバタ」も「アヤメ」も、アヤメ科アヤメ属で、これらは同じようなものである。

しかし、「ショウブ」は、サトイモ科の植物で花も全く違う目立たないものである。
もし仮に、北山公園の花菖蒲の葉っぱを盗んでいって風呂に入れても「ショウブ湯」にはならないのである。

「カキツバタ」は「ハナショウブ」のマイナー版のようなものらしい。
在原業平の有名な歌、「から衣 きつつなれにしつましあれば はるばる来ぬる たびをしぞ思ふ」に詠み込まれているということしか大きなトピックスは無い。

ところが、さらに訳の判らない記述を発見。

・古くは「あやめ」の名はサトイモ科のショウブを指した語で、現在のアヤメは「はなあやめ」と呼ばれた。
・古くは現在のアヤメ科のアヤメではなく、ショウブを指して「あやめ」と呼んでいた。

つまり、昔の人も「アヤメ」のたぐいと「ショウブ」をかなりごちゃごちゃにしていたらしいのだ。

あー、ややこしい。

観光客でにぎわう菖蒲園(6月)

観光客でにぎわう菖蒲園(6月)

ちなみに、これら、「アヤメ」「ハナショウブ」「カキツバタ」を簡単に見分ける方法がある。
品種も多いので例外もあるのだろうが、花の付け根部分にある斑紋で見分けられるという。

すなわち、「アヤメ」はその名の由来する「文目模様」といわれる網目の柄になっている。
「ハナショウブ」は、この部分が無地の黄色い紋になっている。
「カキツバタ」は、この部分が無地の白い紋になっている。

前述のように、「アヤメ」は生える場所が陸上であるから、覚えておけばすぐ判る。
だが、あとの二種は場合によっては明確な区別が難しいかも。

「いずれがハナショウブかカキツバタ」

ハナショウブ

ハナショウブ


これはハナショウブ。花のつけねが黄色い。

ハナショウブ

ハナショウブ


これもハナショウブ。

カキツバタ

カキツバタ


これはカキツバタ。花のつけねが白色。

アヤメ

アヤメ


これはアヤメ。花のつけねが網目模様。生えてるのが陸上。