シュンラン

シュンラン(ラン科)【春蘭】
(学名: Cymbidium goeringii)

八国山で、辛うじて咲いているのに出会えました。

スミレの写真を撮っていたら、通りかかったここの林の常連らしいおじさんが、「あのへんにジジババ咲いてるよ」と案内してくれたのですが、一箇所はどうやら盗まれたあとだったようです。

この山の林はわりあい開けて乾いたところが多いので、あまり多くないかもしれません。

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ヤセウツボ

ヤセウツボ (ハマウツボ科)【痩靫】
(学名 Orobanche minor)

外来種の寄生植物で、地中海沿岸原産。
葉緑素をもたず、ツメクサなどに寄生して栄養を得ています。
日本には戦前に入ってきたようで、今では全国的に分布、要注意外来生物に指定されています。

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セリバヒエンソウ

セリバヒエンソウ (キンポウゲ科)【芹葉飛燕草】
(Delphinium anthriscifolium)

明治時代に中国から渡来の帰化植物で、キンポウゲ科お約束の有毒草。
小さな丈で繊細な葉とごく淡い紫で、いかにも山野草という清楚な感じですが、けっこう急速に繁殖しつつあるようです。

学名の属名にあるように、園芸植物の「デルフィニウム」の仲間。

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ヒイラギナンテン

ヒイラギナンテン(メギ科)【柊南天】
(学名: Berberis japonica)

中国原産で公園や植え込みによく使われますが、一部野生化しているものもあるようです。

山中の林の中に生えていました。
近隣の公園や庭園の実が運ばれてきたのかもしれません。

花の雄しべを見ようとして触ったら、もう花も終わりのようでばらばらと落ちてしまいました。

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ムラサキケマン(ケシ科)

ムラサキケマン(ケシ科)

迂闊なことに、今までこれはシソ科とばかり思っていました。
花の形からの連想ですが、実はケシ科だったんですね。
全草有毒。

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ウグイスカグラ

ウグイスカグラ(スイカズラ科)

くすんだピンクの色合いが意外と地味なのであまり目立ちません。
先週狭山丘陵で見たのとほぼ同様の咲き具合。
同じエリアだから当たり前ですが。

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初夏には赤い実がなります。鳥が喜びますが人間も食べられます。

鳥が喜ぶ実  2015年5月 八国山

タチツボスミレ

タチツボスミレ(Viola grypoceras スミレ科)

4月1日、スミレがもういろいろ出てるだろうと思い久々にちょっと散策。
案の定、丘の林内にも尾根筋にもたくさん咲いていましたが、どうも全てタチツボスミレのようで、他の種類はこれからなのか??

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ヒメオドリコソウ

ヒメオドリコソウ (シソ科)【姫踊り子草】
(学名Lamium purpureum)

春を告げる「雑草」の定番ですが、ヨーロッパ原産の帰化植物です。
日本では明治時代中期以降に帰化したとされています。

同属の春の花で、雰囲気も生える場所もよく似ている「ホトケノザ」と混同している人も多いはずです。

シソ科特有の花が、軒下に咲いているか屋上に咲いているか、ですぐ区別できます。

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八国山最高点?

八国山の実際の最高点はおよそ101mということを、以前書きましたが、その地点はこんな感じです。
都県境尾根から、ひだまり広場の方へ降りてゆく道が乗り越えていきます。
別に何の目印もなく、ピークというわけでもないので、普通判りません。

八国山最高地点付近

八国山最高地点付近