植物図鑑

ヒメヤブラン

ヒメヤブラン (キジカクシ科ヤブラン属)【姫薮蘭】 (Liriope minor) 花の直径数mmしかない小さな花。 薄紫の鮮やかな色がなければ見落とすところです。 葉は「ジャノヒゲ」のように細く、長さは「オオバジャノヒゲ」のように長い。 ...

ヌスビトハギ

ヌスビトハギ (マメ科ヌスビトハギ属)【盗人萩】 (Desmodium podcarpum ssp. oxyphyllum) 秋に生る実がいわゆる、「ひっつきむし」として有名です。 花も薄ピンクのハギらしい花で可愛いのですが、何しろ小さくま...
7月

オニユリ

オニユリ (ユリ科ユリ属)【鬼百合】 (Lilium lancifolium) 百合類の中の王様ともいえますが、「ヤマユリ」と較べると、アクの強さに好みが別れるかもしれません。 しかし、この迫力は鬼の名を冠しただけのことはあり、夕方の林の中...

ヤマユリ

ヤマユリ (ユリ科ユリ属)【山百合】 (学名:Lilium auratum) 日本の野生の花の中でも、「女王」というべき華麗な日本特産のユリ。 これほど、茎の細さに比べて大きすぎるほどの花を咲かせるものも少ないのではないでしょうか。 山中で...

ヒヨドリバナ

ヒヨドリバナ (キク科ヒヨドリバナ属)【鵯花】 (Eupatorium makinoi) 低山から山地の林道わきなど、風通しがよく、日当たりのよい場所によく群生しています。 花は細かい筒状花の集合体になっています。 「アサギマダラ」がこの花...

サガミラン

サガミラン (ラン科シュンラン属)【相模蘭】 (Cymbidium nipponicum) 別名:サガミランモドキ このランは「マヤラン」とよく似たところに生える腐生植物(菌従属栄養植物)で、以前はマヤランの白花品種とされていました。 近年...

マヤラン

マヤラン (ラン科シュンラン属) 【摩耶蘭】 (学名:Cymbidium macrorhizon) マヤランは、菌従属栄養植物(腐生植物)なので葉をもたず、地面からいきなり伸びて咲いています。 僅かに花茎の部分にだけ葉緑素をもっていますが、...

オオバノトンボソウ

オオバノトンボソウ (ラン科ツレサギソウ属)【大葉蜻蛉草】 (Platanthera minor) 別名:ノヤマトンボ , オオバトンボソウ 「ツレサギソウ」の仲間の中でもポピュラーな種類で、低山から丘陵地、都市近郊の平地林にも広く生育する...

ハエドクソウ

ハエドクソウ (ハエドクソウ科ハエドクソウ属)(クマツヅラ科)【蠅毒草】 (学名:Phryma leptostahya subsp asiatica) 有毒成分を含む草で、昔から殺虫剤の原料とされていたことから、「蠅毒草」と呼ばれています。...

キヌタソウ

キヌタソウ (アカネ科ヤエムグラ属)【砧草】 (Galium kinuta) 「アカネ科ヤエムグラ属」の仲間で、葉の感じがユリ科的な感じの葉が十字対生して数段重ねに生える独特の体制です。 花はたいへん小さく、3-4mmくらいの白い4弁十字花...