雑木林だより

フタリシズカ

フタリシズカ (センリョウ科チャラン属)【二人静】(学名:Chloranthus serratus)全国の低山、丘陵地のやや薄暗い林下にひっそりとした感じで生えています。茎の上部に大きな葉が2対ほど対生するので、4枚葉のように見えます。花つ...
雑木林だより

フタリシズカの蕾

林の中で「フタリシズカ」の蕾がつきはじめていました。まだ葉が展開し出したばかりの段階で出るんですね。
4月

ササバギンランがよく咲いています

「ササバギンラン」がたくさん咲いてきました。「ギンラン」や「ササバギンラン」は「キンラン」よりやや遅れて咲いてきます。今年は花数もだいぶ増えてきた感じです。本日(4/26)は雨天のため観察会は中止ですが、歩道からすぐ見ることができます。
4月

ニシキギ

ニシキギ (ニシキギ科ニシキギ属)【錦木】(Euonymus alatus)全国の野山に自生する低木で、「錦」の名のように紅葉が見事です。枝に細長い板状のコルク質の翼が出るのが最大の特徴で、これが出ないタイプが「コマユミ」です。細長い柄の先...
4月

ニガナ

ニガナ  (キク科ニガナ属)【苦菜】(Ixeridium dentatum subsp. dentatum)初夏の野山の点景として、ごくありふれてはいますが、個々の花をよく見るとけっこう味わいがあります。類似の仲間がたくさんあり、高山種など...
雑木林だより

2023 キンラン・ギンラン観察会

4/23(日)、キンラン・ギンランが見ごろを迎え、予定通り観察会を行いました。散歩の方、写真を撮りに来る方も多く見えていた中、数名の方をご案内して園路を回ってきました。今年は季節の進み具合が早いので、日当たりのよいところの一部キンランはすで...
4月

アケビ

アケビ (アケビ科アケビ属)【木通、通草】(学名: Akebia quinata)アケビの実は昔の野遊びの子供たちのおやつでしたが、とても甘いことは甘いのですが、実際にはたくさんの種をしゃぶっているだけで、「食べる」という感覚のものではあり...
4月

ミツバツチグリ

ミツバツチグリ (バラ科キジムシロ属)【三葉土栗】(学名: Potentilla freyniana )「キジムシロ」「ツルキンバイ」など、この手の似たものが多く、さらには「ヘビイチゴ」の類もそっくりなので現場で見極めが難しい花です。しかし...
3月

アマナ

アマナ (ユリ科アマナ属)【甘菜】(Amana edulis)東北南部以南の全国に分布してポピュラーな種類ですが、環境の変化で分布は減っているようです。よく似た「ヒロハノアマナ」よりも花がやや小ぶりで、内側にも薄茶の条線が入っています。また...
4月

ホウチャクソウ

ホウチャクソウ (イヌサフラン科チゴユリ属)【宝鐸草】(学名:Disporum sessile)「アマドコロ」や「ナルコユリ」とよく似ていますが、それらより大柄な印象があり、何よりも茎が分岐する点が違います。そのため、群生している場合にごち...