キジムシロ

キジムシロ

キジムシロ

キジムシロ (バラ科キジムシロ属)【雉莚】
Potentilla fragarioides var. major

春から初夏の野山に鮮やかな黄色が目立つ花ですが、キジムシロ属の仲間は「ミツバツチグリ」「ヘビイチゴ」など、花だけ拡大してみるとほとんど見分けのつかない類似種がいろいろあります。
とくに「ミツバツチグリ」とはとても良く似ています。
したがって、野山で撮影するときは、花のアップだけでなく、葉の形と葉の付き方を押さえておかないと、あとで判別できない場合も多いのです。
キジムシロは、葉が奇数羽状複葉で普通5-7枚セットとなっています。
また、葉の形が楕円形で鋸歯と葉脈がくっきりした感じで、小葉は先端ほど大きくなります。
雉子が寝床にするという名の由来のように、成長した株では丸く座布団のように茂っています。

キジムシロの葉

キジムシロの葉

ミツバツチグリとキジムシロの葉

ミツバツチグリとキジムシロの葉


より詳細な情報

 山川草木図譜 >>>
 植物検索システム・撮れたてドットコム >>>

タイトルとURLをコピーしました