センボンヤリの閉鎖花

センボンヤリの閉鎖花

秋になり、「センボンヤリ」がその名の由来である槍のような閉鎖花を立てています。

秋に咲く「閉鎖花」は、春のように開花せず、蕾のようなままの開かない花の中で自家受粉して種を作ります。

春の陽光の中では強い太陽エネルギーを使って花を開花させ、他花受粉によって遺伝子の多様性を高め、晩秋の弱い陽光の中では開花を避けて自家受粉によりクローンを残すという、種の存続のための保険をかける営みです。

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