サバイバル・マガジン
-KKワールドフォトプレス社-
マニアックなおたくっぽい作り方は、流石にあの、monoマガジンで作っただけある。
1986年創刊の季刊誌で、monoマガジン別冊となっている。
手元の本は第3号で、特集:サバイバル・シミュレーション。
バカンスに出かけた男がアクシデントに巻き込まれ、無人島に漂着したり、山中に迷い込んだり、ジャングルで迷ったりするシチュエーションの中で、手持ちのサバイバルナイフや小道具で活路を見出すという笑える設定。
本全体のつくりは、ミリタリー系趣味とアウトドア趣味の融合で、読んでは結構楽しめるものである。
まさに「ランボー」や大藪春彦の世界である。
インタビューでは、北極点から帰ってきた和泉雅子、パリ・ダカールの夏木陽介、アルピニストの長谷川恒男、そしてあの油井昌由樹氏や赤津孝夫氏あたりはいかにもmonoマガジン系らしい。
また、グッズ紹介は登山用品とサープラス放出品のややミスマッチな取り上げ方がいい味をだしていた。
数年間は続いていたのだろうか、けっこう好きで何冊か買っていた。