第一次大戦前後の軍用機入門 ミニ知識
でぃーぶいあいあい?
ローマ数字?アラビア数字?
第一次大戦時の飛行機の機種名に数字が使われているとき、多くの表示にはローマ数字が使われている。
例えばアルバトロスD5は「D V」、スパッド13であれば「XIII」、フォッカーD7は「D VII」という具合である。
ところがこの表記が曲者で、ウェブサイトやパソコンで表記しようとすると、多くの場合ローマ数字は機種依存文字となり、場合によっては文字化けしてしまうのだ。
従って多くのウェブサイトでは、このローマ数字を表記するのにアルファベットのV(ヴイ)やX(エックス)、I(アイ)などを代用するため、実際のところVが「ヴイ」なのか「5」なのか区別がつかない。
慣れない人や入門者はこれを「アルバトロス でぃーぶい」とか、「スパッド えっくすさん」とか、「フォッカー でぃーぶいじゅういち」とか読んでしまう可能性がある。
また、1をI「アイ」で書いたり1「いち」で書いたりするので、VIIは果たして「なな」なのか「ぶいあいあい」なのか「ぶいじゅういち」なのか、はたまた「ぶいあいいち」、「ぶいいちあい」、「ぶいに」、「ごちいちいち」、「ごあいいち」・・・なんてことになり収拾がつかない・・・
(ていうのは大袈裟ですが (^^; )
また、中には、フォッカーVシリーズのように、本当にV(ヴイ)の型番があったりするし・・・
実はこのサイトを作り、機種が増えるにしたがってこの問題が次第に大きく気になってきてしまったのである。
従って、当サイトでは混乱と誤解を避けるため、気づいた部分は全てアラビア数字の表示に替えるようにしています。
ご覧になるうえでご注意のうえご了承ください。
by 猫仙人